すっかり寒くなりましたね。
クリスマスが近づいてくるこの時期、ジュエリーを探されている方も多いのではないでしょうか。
今日は多くの方の候補であろうヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラの中から、私のイチオシであるマラカイトの魅力についてご紹介したいと思います。
どちらも合わせやすく上品。また白と黒で雰囲気が変わるので色違いや地金違いで揃えている方もいらっしゃいますよね。
アルハンブラには他にも、マラカイト、カーネリアン、タイガーズアイ、ブルーアゲートなどの色味のはっきりとしたものや、ダイヤモンドが敷き詰められたデザインやギヨシェなど彫りが入ったもの、またサイズ違いなど様々なデザインがあります。
今回ご紹介するマラカイトは孔雀石という、孔雀の羽のような美しい緑に縞模様が入った石です。
実はこの孔雀石、粉にし岩絵の具として使った作品のひとつが、あの有名な「燕子花図屏風」だそう(^^)また大昔、クレオパトラがアイシャドーにも使っていたとか。鉱物ってすごいですよね。
さて、マラカイトの一番の魅力といえばこの美しい深緑に入ったキレイな白と黒の縞模様ではないでしょうか。ハイブランドではヴァンクリーフ、ブルガリ、ブシュロンなどが扱っています。ちなみにヴァンクリーフではアルハンブラだけでなくペルレのシリーズからもマラカイトが出ています。こちらもマラカイトの魅力が詰まっていておすすめなので気になる方は見てみてくださいね(^^)
とっても美しくておすすめなマラカイト
しかしアルハンブラは高額なジュエリー。緑色を購入するのってちょっと勇気がいりませんか?
私もはじめはオニキスを購入しようと思っていました。緑好きなのでマラカイトが気になっていたものの、デリケートな石だというし(後述します)黒の方が使い勝手が良さそう!と思っていました。ところが残念ながらオニキスの黒が似合わなかったのです。そこでヴァンクリーフの店員さんにマラカイトについて相談したところ
「マラカイトは緑。緑は葉っぱの色なので意外と何にでも合うんですよ。」
と教えてくださりました。
また私のようにパキっとした黒が似合わない人には、少し柔らかいマラカイトが相性いいとのこと。
実際に購入してみると、緑は本当に何にでも合うんです!
ちょっと不安だった緑色、実はとっても万能でした(^^)
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紺色のタートルネックと
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白色のVネックと
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水色のビジュー付きのお洋服と
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グレーのニットと
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ベージュのニットと
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紫のニットと
ベーシックカラーはもちろんのこと、補色である紫と合わせるのもかわいい(^^)
また、いつもジュエリーを合わせるのに悩むグレーとも相性抜群!
上の写真のようなニットだけでなく、カジュアルなTシャツと合わせても可愛いですよ
また、個人的に大好きなのはピンクのお洋服と合わせること(^^)
ピンク×緑はお花の色でたくさんありますものね。優しく上品になり、またピンクがマラカイトの緑を引き立ててくれるので大好きな組み合わせです。
アルハンブラは色違いで着けても自然で、且つ品があるのがすごいですよね
デメリットももちろんあります。
それはやはりとてもデリケートな石だということ。
鉱物にはモース硬度と呼ばれる硬さを表す数字があります。
一番硬いダイヤモンドが10。ルビーやサファイアが9なのですが、マラカイトは3.5〜4といわれています。とっても柔らかい鉱物なんです。水にも弱いので、雨の日や汗をかく真夏などは注意が必要です。
また天然のものなので、縞模様や緑の色味はそれぞれ異なるため個体差があります。店舗で出会えれば好みのものを選べますが、オーダーやオンラインでの購入の際は注意が必要です。
すでに数年使用しておりますが
①真夏はあまり使用しない
②雨の日はできるだけ避ける
③使用後はすぐに優しく拭きしまう
④購入時のボックスに単体で保管する
この4つを徹底しているためか、今のところ変色等目立った劣化はありません(^^)
手持ちのジュエリーの中で一番丁寧に扱っていますが、パールの扱いに近いのでさほど苦ではありません。
なので気になる方、デメリットを知った上で、これくらいのケアならできる!という方には是非候補にいれていただきたいです(^^)
着けていると必ずといっていいほど褒めていただける美しい石なんです。
いかがでしたでしょうか。
マラカイトの魅力が伝われば幸いです(^^)
これからアルハンブラを探される方が、お気に入りのものに出会えますように。
それでは、また
moe

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