白Ｐコートを黒合わせで楽しむ、大人の洗練スタイル
「年々、白コーデに抵抗を感じるようになっていますが、４年間も愛用している白コートがあります。そのコートを使った冬コーデをご紹介します」
「白コートはナチュラルからきれいめまで、そして、パステルカラーやベーシックな黒まで幅広く受け止めてくれる万能コートです。ピーコートという定番のデザインも着回しが効くポイントです。今年はきれいめな印象で着用したいと思っているので、黒コーデに羽織りました」
ソージュの白ジャケットでつくる、冬のきれいめ着回しコーデ
「年末年始はさまざまな予定があるので、通勤スタイルにも華やぎを足したくなります。そんな時に頼りになるのが、白。ホワイトが持つクリーンでノーブルな雰囲気は冬のコーデを引き立ててくれます。白のジャケットは合わせる洋服を選ばないので、多少の冒険アイテムも受け止めてくれる安心感があります。気持ちがふっと整い、冬の装いに透明感が生まれる効果も。今回は、白ジャケットを軸にした冬のリアル通勤スタイルをご紹介します」
「SOÉJUのノーカラージャケットのＳサイズです。襟がないスッキリしたノーカラージャケットでお仕事はもちろんセレモニー等にも活躍しています」
「白ジャケット×グレンチェックパンツを合わせた通勤スタイル。“知的さ”と“きちんと感”が出せたらと組み合わせました。カシミアの白タートルを合わせることで、冬の寒い朝に暖かさと清潔感が生まれ、忙しい一日の始まりでも気持ちがすっと整います。ブラウン小物で温かみを添えると、白のノーブルさがより引き立ちます」
「ファッション関係の方とお会いする交流会が夜にある日の通勤スタイル。ラベンダーのカラーパンツで“優しさ”と“華やぎ”をプラス。白ジャケットのクリーンさが、淡いカラーを大人っぽくまとめてくれます。通勤バッグは大きいため別に持参したフリンジバッグやワンポイントになるアクセサリーを添えることで、話す相手に柔らかい印象を残す、冬のニュアンススタイルを狙ってみました」
「年末の女子会や忘年会には、チュールスカートで“華やぎ”と“遊び心”をひとさじ。白ジャケットの直線的な美しさと、チュールの揺れが好対照で、大人の女性らしい優美さが自然と生まれます。ゴールドアクセサリーの重ねづけや赤いシューズで、写真にも映える“12月の特別感”を添えて」
白コートを軽やかに見せる、色合わせとバランスのコツ
「お気に入りのエレンディークの白コートをメインにした白コーデのバリエーションをご紹介します」
「白×グレーにRe:EDITのファービスチェをプラスしてみました。M7daysのハイウエストパンツと合わせたら、ビスチェの短め丈のおかげでぐんと脚が長く見える気がします。モコモコなのに毛が抜けにくくて、着心地も◎。これはもっと出番増やしたい予感です」
「青と白の組み合わせで、エレンディークの白コートをより軽やかに。“抜け感あってきちんとしてる”がつくれる万能配色。青の華やかさを楽しんでみました」
「雨の日の白コート。これはさすがに気を遣いましたが、お天気が悪くても気分を上げてくれる“魔法のコート”です。ベージュと白って王道の組み合わせで好きです」
ニットで叶える、大人の上品ホワイトコーデ
「白ニットはコーデを明るく、優しい印象に見せてくれるので、大好きなアイテムです。40代らしく大人っぽい着こなしをつくるために、メリハリやこなれ感を意識してコーディネートしているので、そのポイントをご紹介します」
「白ニットに濃い色のアイテムを組み合わせるだけで、引き締まってあか抜けた印象に仕上がります。野暮ったさを避けられるだけではなく、着ぶくれも防げるのでおススメです。全体をワントーンや淡い色でまとめる場合は、バッグやシューズに濃い色を取り入れてアクセントをつけるように心がけています」
「ざっくり感があるニットプルオーバーは、温かみがあって毎年取り入れたくなりますが、野暮ったさが出やすいアイテム。こなれ感が出るように、デザイン性が高いものを選ぶように気をつけています。サイドのスリットでニュアンスが出せるので、とても重宝しています。袖口が絞られていたり、背中にアクセントがあるのもポイントです。きれいめなボトムスや小物を取り入れることで、上品さをプラスしています。すべてをカジュアルなアイテムだけで揃えると幼く見えてしまうことが多いですが、きれいめなパンツと組み合わせることで引き締まった印象になり、大人っぽく着こなせる気がします」
ボトムに白を効かせて、冬コーデを一気に洗練
「BRILLのカーディガンは、オフショルとしても着られるデザインが特徴。大きく肌を見せるのではなく、鎖骨まわりがすっときれいに見える程度の開きなので、コートの中でも上品さはそのまま。トップス感覚で使えるため、室内に入ってコートを脱いだ瞬間もきちんと様になります。ボトムスには、MANOFの白パンツを。冬の白は少し勇気がいるアイテムですが、コーデ全体を一気に軽やかにしてくれる存在。シルエットがきれいなので、コートのボリュームとも好バランスで、大人でも取り入れやすい一本。足元はカネマツのグレージュのショートブーツ。白パンツのクリーンさを壊さないよう、あえて柔らかなニュアンスカラーを選びました。黒ほど重くならず、それでいて足元はしっかり引き締まる。この時期に頼れる一足です」
通勤、会食、女子会、年末年始のイベント…シーンを選ばず頼れる「冬の白」を、ぜひ取り入れてみてください。
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