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ひとり遊びが得意な会社員。韓国料理を求めて新大久保に出没しています。

My favorites:趣味 = バレエ、旅行、食べ歩き、ダイエット 好き = 猫、タイ料理、マカオ 得意 = 韓国語

身長:167cm


【山東省の旅】青州古城で迎えた朝、地元で人気の朝ごはんを食べに行く。

4泊5日の山東省旅行、最初の目的地は青州市です。
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赤い点線で囲っているところが青州。
我々は団体ツアーで、青島空港からバスで3時間ほどかけて青州まで行きましたが、高速鉄道だと1時間半~2時間で着くみたい。

青島空港を出たのが午後3時前だったので、青州に着く頃にはすでに日が暮れかけていました。
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青州に着くや否や豪華ディナーだったのですが、食事はまた後日まとめて報告します。
恥ずかしながら、私は中国史は興味あるけれど、漢字が多すぎてさっぱり覚えられない界隈。そんな私のリサーチなので、浅くてもお許しいただきたいのですが、青州の歴史は、中国最古の王朝とされる「夏王朝」の初代皇帝「禹王」が黄河の大洪水を治めたあと、区画したことに始まるそうです。それがどれくらい前の話かというと、紀元前2070年ごろ、つまり約4000年前!
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話が長くなりそうなので、一旦イケメン(?)の写真を挟む。
その後、といっても、その約1000年後の紀元前1046年から、秦の始皇帝に滅ぼされる紀元前221年までは、春秋戦国時代の有力国「斉国」が治める土地でした。

ちなみに、前回の山東航空搭乗記ブログで「山東省は孔子の出身地」と書いたのですが、現在の山東省にあたる地域は、春秋戦国時代当時、北側の「斉国」と南側の「魯国」に分かれていて、孔子は「魯国」の人です。
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至るところに解説ボードがある。
そんな青州市の一番の観光スポットである「青州古城」は、城壁に囲まれた歴史地区。その始まりこそ「禹王」の時代に遡りますが、4000年前の建築物が残っているわけはなく、いま見られる風景は明清時代のものです。
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明清時代は14世紀~20世紀初頭まで。すごく最近に感じる……。
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料金を払うと城壁に上れます。さっきのイケメンもここにいます。
夜に散策したのでお店もほとんど閉まっていて寂しい感じでしたが、明るい時間に来たらもっと綺麗なんだろうなあ。
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青州古城の立派な城門。
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「海岱都会」とは、海(渤海)と岱(泰山)の間にある都という意味で、青州を指す言葉らしい。
歴史が長いだけにエピソードを掘り出したらキリがない青州古城ですが、私がおもしろいなあと思ったのは、
①青州古城は生きている古城
という話。このような明清時代の街並みを保存した地区は中国各地にあるものの、そのほとんどがまるっきり観光施設として運営されているのに対して、「青州古城」は約2万人が暮らしている生活の場なんだそう。

そして
②住民の大部分が、イスラム教を信仰する回族である
という話。

回族は、新疆ウイグル自治区のように中央アジアに近いエリアや、シルクロードの終着点である西安に多いイメージなのに、なぜ青州に?と思ったら、青州は内陸と沿海をつなぐ交通の要所だったため、商人や軍人の移動が盛んで、イスラム教徒も多く定住したらしい。西安からだいぶ離れているのに、シルクロード文化圏に含まれるそうです。
なので、いきなり食べ物の話になりますが、青州のローカルグルメというと、中国で「清真料理」と呼ばれる回族の料理、すなわちイスラム教の規律に従ったハラールフードになるらしいのです。
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「回族」を掲げた看板。
そうと分かったら、青州グルメを食べて歴史を舌で味わわなければ!と食いしん坊の使命感が目覚め、翌日のホテルの朝食ビュッフェをパスして、中国の食べログこと「大众点评」で評価の高かったお店に行ってきました。

歩きながら家々の軒を見上げると、どの家にもアラビア文字が掲げられています。
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ChatGPT先生に訊いたら、これはイスラム教の信仰を宣言する言葉で、「アッラーの他に神はなく、ムハンマドは神の使徒である」と書いてあるんだって。
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木彫りが美しい。
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家ごとにデザインが異なる。
まさか山東省に来てアラビア語を目にするとは思わなかったけれど、この多様性こそが中国の面白さよねえ、と思いながら朝食のお店に到着。

【王志勇早餐店(本店)】

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建物の中は厨房で、食べる場所は外の長テーブルとちっちゃい椅子。めっちゃ雰囲気ある!
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ネット情報によると、王志勇早餐店は創業40年ほどの清真式朝食店で、この界隈に支店がいくつかあるものの、私が来た本店の雰囲気が抜群だそう。お客さんは常連さんが多いのか、店員さんとおしゃべりを交わしていました。
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壁いっぱいに表彰プレートが貼られている!
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大众点评で一番多くの人が食べていた「餡餅」と「豆腐脳」を注文しました。どちらも2.5元、合わせて5元(2026年4月現在のレートで115円)。
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注文と支払いは小窓から。
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豆腐脳は、調味料カウンターで自分で味付けします。
じゃじゃーん、山東省の初・朝ごはん。
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餡餅と豆腐脳。
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「餡餅」のほうは、揚げパンの中に、スパイスの効いた牛挽肉の餡がぎっしり。細く刻んだ野菜と春雨も入っています。山東省は小麦の生産地で、こういうパンやクレープみたいな生地が主食らしい。いい意味で小麦粉の香りがしない素朴な味が、ジューシーな牛肉餡と相性抜群でした。
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「豆腐脳」は、スモーキーな香りを感じる出汁が特徴的。絹ごし豆腐をさらに滑らかにしたような豆腐が、喉にするんと滑り込みます。ギリギリ固形を保ってる、くらいのフルフルさで、歯を使う暇もないほど。出汁自体はごく薄味で、朝の胃を優しく起こしてくれます。
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地元の人たちのおしゃべりを(意味分からないけど)BGMに食べる餡餅、サイコー。
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気を付けて食べないと、中から熱い脂がこぼれちゃう。
青州ならではのグルメにありつけて、朝から大満足なのでした。
↑営業時間は5:00〜13:00。12:30までと書いてあるサイトもあったので、なるべく早く行ったほうが良さそうです。
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お店の近くに、見事な藤棚!花はもう終わっていましたが、満開になったらさぞかし綺麗だろうなあ。
さて、朝ごはんのあとは、その巨大さに中国人さえ驚くという「青州博物館」に向かいます。引き続きお付き合いください。

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