「お金や地位を得ても心を乱さず、貧しくても志を変えず、権力や圧力にも屈しない人物こそ、真に立派な人である」
と書いてあるらしい。さすが中国思想の故郷・山東省、ロープウェーの中でも訓戒を忘れない。
そのように二千年以上も信仰と権威の象徴とされてきたことが評価され、泰山はユネスコ世界複合遺産に登録されています。ちなみに文化遺産と自然遺産の両要素を持つ複合遺産は2026年現在、世界で41件しかなくて、うち4件が中国の山々らしい。アメージング・チャイナ!
ちなみに、泰山のみならず、黄河が渤海に注ぎ込む地点も山東省にあります。中国文化とは何かを考えるのに、山東省こそもっともふさわしい場所なのかもしれません。

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