働く40代を応援!新時代のEC連動メディア

ひとり遊びが得意な会社員。韓国料理を求めて新大久保に出没しています。

My favorites:趣味 = バレエ、旅行、食べ歩き、ダイエット 好き = 猫、タイ料理、マカオ 得意 = 韓国語

身長:167cm


季節ごとに通いたい、東京下町の絶品イタリアン

2017年最後の忘年会は、知る人ぞ知る東向島の名店『カトリカ』で。40年近く生きてきて、今までで最高のイタリアン、かもしれない。
以前から会社のお姉さまが「デザートピザが最高に美味しいのよ〜♡」と強力にオススメしていたお店。

そもそもデザートピザって食べたことないし、グルメなお姉さまが通うほどなので、味は間違いないはず!と昼食抜きで臨みました。

最寄り駅は東武線の東向島駅、もしくは京成押上線の八広駅で、どちらからも徒歩10分弱。暗い住宅地の中を、少し不安になりながら歩いていきます。
  • カトリカ外観

    ひと気のない夜の町に浮かび上がる『カトリカ』

  • カトリカ内観

    旬の食材を使ったメニューが並びます

メニューは、完全おまかせコースにしました。
何が出てくるか分からない、このワクワク!
大人による、大人のためのサプライズ!
お姉さま曰く、「今日で7、8回目だけど、毎回違うお料理が出るのよ」
ああ、楽しみ!

ではこの日のコースの全容です。

まずは前菜4品。
  • 前菜

    手前はハッサクと金柑のサラダ。左奥にささがきゴボウ炒めのバルサミコソース。右奥にビーツのマリネ。

  • 季節ごとに通いたい、東京下町の絶品イタリアン_1_2-2

    そして、見た目地味だけど驚愕の美味しさ、ニンジンのオーブン焼き、アイオリソース添え。

前菜は特に、ニンジンのオーブン焼きが素晴らしい。
ニンジンよ、しっかり大地に突き刺さり、土の養分を吸収してたんだなあ君は!と褒めたくなるほどの力強さに、ほどよい味付けが絡み、そのすべてを丸くおさめるのがクリーミーなアイオリソース。
もはや芸術です。

メインの魚料理はこちら。
アンコウ
イタリアンなアンコウ、初体験!
お鍋でおなじみの、あのアンコウの旨味が酸味のあるトマトスープに溶けだして、じんわり、しみじみ、美味しい……。
そして『カトリカ』の白眉、釜焼きピザの登場!
  • ピザ

    ソーセージ、バジルとジェノベーゼソースのピザ。チーズも2種類入っている感じ。

  • ピザ

    すべての具が個性的なのに、チームワークでさらに力を発揮するタイプのピザ。

松の実がしっかり感じられるジェノベーゼソースに感動しながら、これまたもっちりかつ香ばしいピザの耳をかじっていたら、間髪入れずに供されたのが二つめのメイン、豚肉のオーブン焼き。
豚肉のオーブン焼き
グツグツと油が煮えたぎった状態で登場。
この見た目、すごくないですか???

猫も杓子もインスタ映えな昨今、あえてこの姿で提供してくるところに相当な自信を感じます。

真っ黒は焦げているのではなく、どうやらフルーツを使ったソース(推測)。
甘酸っぱくて、ほろほろと崩れるほどに柔らかい豚肉とよく合います。
このソースをピザの耳につけて食べると美味しいですよ、というわけでピザを食べ終わるか食べ終わらないかのタイミングで出してくださったのでした。

さらに、緑色が美しい野菜のパスタ。
パスタ
具は芽キャベツ、ロマネスコ、玉ねぎだけ。なのに味の層がすごい。
具材は極限にまでシンプルなのに、絶対に自分では出せない美味しさ。
芽キャベツの葉っぱの一枚一枚にまで、ほどよい味がついていて……。
素材を大切にすると言って、ほぼ味のついてない野菜を食べさせるような店もありますが、『カトリカ』は素材のポテンシャルを引き出す匙加減がとにかく素晴らしいのです。

そして最後は、デザートでありながら真の主役、甘いピザ!
デザートピザ
薄切りのリンゴ、レーズン、シナモン。クリスマスの再来のような華やかさ!
正直、甘いピザなんて邪道じゃない?と直前まで思っていたのですが、わたしが無知でした……。
しっかり火が通っているのにシャキシャキのリンゴ、エキゾチックなシナモン、さわやかなベリー(?)のソース、雪のような粉砂糖。
まるでおとぎ話がそのままデザートになったみたい。
しかもピザ生地が甘くないから、しつこくなく食べられます。
美味しいという言葉で片付けたくないけど、でも美味しいしか出ない……。
『カトリカ』では、秋はポルチーニ茸のリゾット、夏は桃のパスタ(!)など、季節ごと、そして日ごとのオススメメニューがあるそう。
次はぜひ春に行きたいなあ。

ランチメニューの設定はなく、昼も夜も同じ料理が同じ値段で食べられるそうです。
ちなみにわたしが今回いただいたおまかせコース+ドリンク2杯で一人当たり約5300円。
え、だいじょぶですか?と心配になるくらいのコスパの良さです。

お店は8席、貸切でも最大10人という小ささなので、行かれる前にはぜひ電話予約をどうぞ。

Shopping News トレンドがわかる、買える!

AND MORE

What's New 新着記事

AND MORE

Recently Checked チェックしたアイテム

    AND MORE

    Feature 編集部のおすすめ記事

    ×

    この記事をクリップしました!