最終日、まずは由布院へ
本当は早朝に「金鱗湖」の朝霧を見たら美しいだろうなぁとは思いつつも、早起きできず・・。10時くらいに金鱗湖へ到着すると外国籍の観光客で賑わっていました。
池底から温泉と清水が湧き出しているので、水を触ってみると温かく感じます。
水深2mの池はコイやフナ、グッビーなど様々な小さな魚が泳いでいて、とても平和で牧歌的な光景。浅いところだと10cmくらいに見えるほど、池底が近くに現れます。
近くの古民家カフェ「茶房 天井桟敷」で遅めの朝食とコーヒー。江戸末期の酒屋を移築した店内は珈琲の良い香りが立ち込めてとても心地良い。
屋根裏のような2階席に腰かけると、コーヒーの良い香りと暖かさでリラックスし、眠りへといざなわれそうになりました。ここのところずっと寒いので、一度座ってしまうとなかなか立ち上がれない(笑)
このままずっと座っていたい気持ちを抑え、かなり重い腰を上げて由布院駅方面へ散策。
駅から眺める由布岳は雄大かつ優しく見守っている様子で、なんだか守られているような気がしました。
締めくくりは「真玉海岸」の夕日
大分県の海岸の多くは東側に面していますが、ここは西方に海岸が開けているため、日没が美しい場所です。
砂浜も普通の砂浜とは少し違い、あちこちに水たまりのようなものが多数できていました。
この日はラッキーなことに干潮時刻と日没が重なり、干潟の縞模様いくつも点在していたようです。干潟による水面があちらこちらで夕日を反射していて、とても美しかったです。
初めて目にした独特の日没を見ることができました。年初めに本当に思い出に残る良い体験ができました。
どこへ旅をしても、その土地の良さがあると思うのですが、大分に来て特に感じたのは人の温かさ。
どのお店や施設に行っても、温かく迎えいれられているような感じがして、すごくありがたかったです。その土地によって人の気質ってあると思うのですが、自然や温泉などの環境が大分の人々の温かさをつくっているのでしょうか。
温泉をはじめとして、様々な魅力のある大分。是非また訪れたいと思います。
砂湯が本当に本当に気に入ったので、近所にできたらいいなぁ(笑)
今年は30代最後の年。
アメリカの神学者、倫理学者ラインホールド・ニーバー次の言葉がとても好きなのですが、この言葉を胸に、より主体性をもって充実した1年にしたいと思います。
”God, give us grace to accept with serenity the things that cannot be changed, courage to change the things that should be changed, and the wisdom to distinguish the one from the other.”
Reinhold Niebuhr
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
ラインホールド・ニーバー
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すこしづづ日が傾き始めた海岸
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もう少しで日没