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食と旅の小宇宙、 「台湾美食展2016」レポート!

年に一度の食の祭典、台湾美食展へ行ってきました!台北の食、備忘録のおまけつきです!
 行きたい、という友人達のリクエストが絶えず、つい案内役を買って出てしまったり、取材のご縁もあって、今年5度目の台北。今回の旅の目的は「台湾美食展」。1990年から開催されているそうで、2013年から「食めぐり台湾」キャンペーンとしてリニューアルされた、台湾交通部観光局主催の人気イベントです。今年も8月5日からの4日間で16万人の参加が予測されるなど、人々の食に対する熱狂ぶりは、さすが美食で知られる台湾!

 さて、初めての美食展。会場は世界貿易センターで、入場チケットは200元。820以上の出展を誇る大規模なイベントで、全国、また海外の美食が集まるとあって、毎年楽しみにしているファンも多く、9時30分の開場まえからゲートには老若男女の行列が!今年は、日本からも山形県、香川県、広島県が出展、毎年人気の駅弁セクションでは日本の駅弁も購入可能でした。台湾の駅弁は食べたことがなく、憧れの駅弁が並ぶ姿に思わずうっとり。台湾の食は、食べ飽きないように、程よい量で、おかずのバラエティが豊か。駅弁ももちろん、逸品揃いです。

 今年のイベントテーマは「純真食代」。食材の安全、食育、旬の食材を使った食の芸術、国産のピュアで豊かな食材、食文化を楽しみながら知ることができるイベントとなっていました。なかでも、48人の有名シェフによる、四季の食材を使った料理のディスプレイは圧巻。まさに食べるアートを鑑賞しているよう。ほかにも、興味深かったのは、原住民の食文化を紹介するエリアや、屋台料理の販売エリア。赤い台湾キヌアなどスーパーフードが伝統食!いままた注目されるのにも納得です。屋台エリアでは、一度食べてみたかった、潤餅(ルンビン)のアイスクリーム巻きを発見。これは、クレープのような皮、潤餅に、ピーナッツキャンディを削った粉と、パクチー、アイスクリームを包んだもの。アイスクリームとパクチーが合うなんてびっくり!!!

 台湾の人々にとって「食とは、楽しい、なつかしい記憶」でもあります。屋台のようなストリートフートからホテルの高級店の料理まで、多彩で大切な、台湾の豊かな食文化を世界に発信していきたい、そんな想いが、このイベントには詰まっていました。今回もまた、台湾の食に対する真剣さに感心しっぱなしの美食旅でした。

 2017年の台湾美食展開催は7月21日から24日、台北世界貿易センター1館を予定しています。
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    入口には朝から並ぶ人々も!

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    原住民のお料理ブース

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    オーガニックフードのコーナーも

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    オオタニワタリなど、沖縄の食材にも似てます

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    開会式も盛大でした

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    人気の駅弁コーナー

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    列車旅に憧れます!

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    原住民ブースのアワやオオタニワタリ

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    原住民の衣装も展示されてました

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    各地の屋台ブースの食べ歩きも楽しい!

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    パクチーやピーナッツキャンディ入りアイスクリームの潤餅!

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    有名シェフによる、四季の食材を使った料理のプレゼンテーションも見目麗しかったです!



桂まりさん●かつらまり 
「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。温泉保養士。マリソルでは韓流予報士としても活動中。趣味は各国で料理教室に行くこと。

協力:台湾観光局

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