まずは、美食展のお隣にあるビル、台北101のなかの鼎泰豊。あまりにも有名な店ですが、小籠包以外にも炒飯、スープ、旬の野菜など、何を食べてもおいしいのです。なので、大人数で行くのがお勧め。夏の筍は、うなってしまうほど美味でした。台湾の食材を使ったフュージョン料理の孔雀というレストランで、金針菜とキヌアのご飯をランチでいただきました。こちらのお店は、人気のエリア、迪化街の趣のある建物にあります。このあたりに新しいお店が増えているので、泊まった台北城大飯店のロケーションは最高でした。同じ建物のおしゃれスタバが目印です。新しい店ばかりではなく、樟脳や茶葉の貿易港として、150年ほど栄えて来たという街の、乾物屋街、永楽市場の林合發油飯粿店や、路地裏には、古き良き時代にタイムスリップできる”奥油化街”が。かつてのおもかげを残す街には、魚のすり身団子スープのおいしい店(佳興魚丸店)、豆漿などの朝食の店(楊家早餐店)、懐かしい洋菓子店(加福奇士蛋糕)などが隠れていて、宝箱のよう。寧夏夜市や延三夜市もすぐ近くです。とくに延三夜市(豚足の有名店、老牌張猪脚など)は観光化されていなくて、ローカル感たっぷりでお勧め!麻糬冰という胡麻とピーナツトッピングのお餅のかき氷も目から鱗のおいしさでした。
叁和院忠孝旗艦店では、見目麗しく歓声があがる新しいスタイルの台湾料理に舌鼓。スペアリブとお粥(排骨粥がおいしすぎました)が有名な糜家莊、好きな具材を選べる鍋の小紅苺自助火鍋城、早起きして行ったフレンチトーストと蛋餅、胡麻ミルクティの陳根找茶。お料理する派なら、もう、店ごと欲しくなる、こだわり食材のセレクトショップの新店、樂埔匯農一號糧倉もお土産探しにぜひ。パワースポットといわれる龍山寺ちかくの、新富市場・東三水街市場内も必ず散歩します。4月から10月限定のマンゴーかき氷の人気店冰讃もマストです。
訪れる度に発見があり、通いたくなる台北。今回地下鉄移動に、初めて交通カードを使ってみました。登録すればレンタルサイクルもできるらしく、とっても便利そう。次はいつ行こうかな?
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鼎泰豊は、旬のお野菜も美味!
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乾物屋街には美味しいお店がたくさん!
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孔雀。趣きある建物で居心地がいい
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漢方をさりげなく取り入れた新しいメニュー
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永楽市場の外側にある杏仁のデザートのお店で
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延三夜市は地元客でにぎわいます。4軒はしご!
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夜市で見つけたカキ氷。頬が落ちます
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佳興魚丸店。すり身の中に肉餡!
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素朴なお菓子が勢ぞろいの加福奇士蛋糕
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おしゃれで美味しい叁和院
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お粥がこんなにおいしいなんて!
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行列のフレンチトーストお店は、ミルクティもユニーク
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鍋は一年中人気です
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10月までのお楽しみ、マンゴーカキ氷には、プリントッピング
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新しくできた食材のセレクトショップ!
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大好物、市場。
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とっても便利な交通カード
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お馴染みアイスモンスターには、台湾限定アイスキャンディやジャスミン茶フレーバーも
桂まりさん●かつらまり
「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。温泉保養士。マリソルでは韓流予報士としても活動中。趣味は各国で料理教室に行くこと。