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クラフトビールに合う"ふきのとう"を使った春レシピ【平野由希子のおつまみレシピ #8】

クラフトビールに合うおつまみレシピを3回に分けてご紹介。2回目は春先だけ楽しめる"ふきのとう"を使ったレシピです。
【今月のお酒】マイエッラビール
クラフトビール

(左)ディア・マイア(右)エミグランデ

イタリア中部、マイエッラ地方のオーガニックビール。酵母を生かすため、着色料・保存料不使用、無濾過醸造を徹底。瓶内で二次発酵が進み、香りが生き続ける。10〜15℃に冷やし、ワイングラスで飲むのが最もおいしいとされる。全8種類。ディア・マイアは泡が美しく、ハーブの香りとほろ苦い味わい。エミグランデは深い金色で、強い柑橘とホップの香り。各¥750(税込・希望小売価格)/アントビー
「春先だけ楽しめるふきのとうは、香り高く、ほろ苦い大人の味です。これに合うのは、しっかりした味わいのイタリアのオーガニックビール。作りおきできるふきのとうみそにして、チーズとともにバゲットにのせて焼くと、香ばしいおつまみに。ふきのとうみそは和のイメージが強いですが、実はパンやチーズとも相性がいいんです」
【レシピ】ふきのとうみそのタルティーヌ
タルティーヌ
【材料】(2人分)
【ふきのとうみそ *作りやすい分量】
 ・ふきのとう…8個(100g)  

 A
 ・みそ…80g   
 ・砂糖…大さじ1
 ・みりん・酒…各大さじ2  

 ・塩…少々
 ・太白ごま油(またはサラダ油)…大さじ1
 
・バゲット(スライス)…6枚
・ピザ用チーズ…適量
【作り方】
① ふきのとうみそを作る。ふきのとうは塩を加えた熱湯でさっとゆで、水にさらす。水気をよく絞り、細かく刻む。ボウルにAを入れて混ぜ合わせる。

② 鍋に太白ごま油を熱し、ふきのとうを入れて炒める。Aを加え、弱火でぽってりとするまで煮詰める。冷まして保存容器に入れる。

③バゲットにふきのとうみそ大さじ3をのせて広げ、チーズをのせる。オーブントースターに入れ、チーズにこんがりと焼き色がつくまで焼く。

*残りのふきのとうみそは、冷蔵庫で1週間保存可。おにぎりや白身魚にのせて焼いたり、ローストビーフに添えたり、マヨネーズと混ぜてもおいしい。
次回は2月24日(土)19時更新予定。お楽しみに。
平野由希子
料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フランス農事功労章シュヴァリエを叙勲。フレンチをベースにした、幅広いジャンルの料理が人気。ワインバー「8huit.」オーナー 。近著に『ずっと使ってきた私のベストレシピ 平野由希子のル・クルーゼ料理』(KADOKAWA)など。Instagram(@8yukiko76hirano)
撮影/邑口京一郎 スタイリスト/駒井京子 取材・文/海出正子 

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