スクートの自慢は、世界がそのサービスを認めるシンガポール航空の子会社なので、サービス。そして、すべての機材がボーイング787ドリームライナーということ。機内はゆったりしていてサービスが秀逸、成田発着のターミナルも、便利な第二ターミナルです。
飛行機の中では寝て行きたい派なら、ミールサービスはむしろいらず、わたしたち一行は経由のバンコクの空港でおいしいトムヤムクン、パッタイ、マサマンカレーをぺろり。
機内には有料のWi-Fiサービスがあります。また、パスワードをもらい各自のデバイスで観ることのできるスクートTVも(こちらはビジネスクラスは無料。映画のセレクトも充実していました。睡魔に勝てず観ることはできずでしたが笑)。
有料のカフェメニューには、ココナツウォーターやエビアンがあるし、快適です。
バンコクまで約6時間、そこからシンガポールまで約2時間で、乗り継ぎもスムースなのであっという間でした。次の台湾旅行はスクートにしようかしら、とさっそく友人達にもお勧めしています。
機内でブランケットを販売していますが、防寒対策にストールを用意すると万全です! シンガポールに住んでいる台湾人の友人も、スクートのリピーターだときいて納得。もともとリーズナブルですが、毎月10日にウェブサイトでセールを発表するそうで、チケットを取ってから旅の予定を決めるファンも多いそうです。
どの国でもすばらしいもてなしで大ファンのマンダリン オリエンタルなのですが、マンダリン オリエンタル シンガポールは初めて。空港からはタクシーで、20分ほどで到着しました。マリーナベイに建つ開業29年とは思えない、オリエンタル風味のモダンで落ち着くインテリアの5つ星ホテルです。
到着するや否や、5階のプールサイドバー、BAY@5へ。”シンガポールスリング”のウェルカムドリンクをいただきました。ローズとウォーターメロン、グリーンアップルとキュウリのカラフルなカクテルで、きらめく夜景に乾杯。南国らしいフレンドリーなスタッフのもてなしに、すっかりリラックス。眼下の公道をF1が走行するシンガポールグランプリが間近で、道路もライトアップされてきれいでした。
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ほとんどのLCCは第三ターミナル発着ですが、スクートは第二ターミナル
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搭乗した便のスクートビズは、2、3、2席の3列で、広々していて快適でした!
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機内でも空いていれば、料金を払ってアップグレードすることもできます。ビジネスクラスでは映画も無料
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機内メニューにココナツウォーターまである!
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マンダリンを漬けたウォッカで作ったシンガポールスリング
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21階までの吹き抜けも、扇形
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ロビーのシャンデリアも圧巻
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8月半ばから9月半ばまでの毎年のお楽しみ、オリジナル月餅。マンダリン オリエンタルのロビーにもショップが
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このほか、緑茶やクランベリーの月餅(ムーンケーキ)も登場
桂まりさん●かつらまり
「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。温泉保養士。マリソルでは韓流予報士としても活動中。趣味は各国で料理教室に行くこと。