ニットやファーを次の季節まできれいにキープ!冬服と冬小物の洗い方&しまい方

2018年4月5日
大切なアイテムを次のシーズンもまたすぐスタメン利用するために、正しい洗い方&しまい方を徹底取材!

☆お話を聞いたのは…

スタイリスト徳原文子さん
マリソルスタイルを牽引する人気スタイリスト。クリーニングより自宅ケア派で、シミ抜きも得意。

カラキヤ洗染 営業部長 亀山智行さん
創業100年の老舗クリーニング店。確かな技術でプロからの信頼も厚く、全国から宅配での依頼も多い。
<ニット>

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<ファー>

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<ニット>

「最近は市販洗剤もとても優秀なので、ニットを自宅で水洗いすること自体は簡単。むしろ型くずれさせず、 きれいに着られるような状態に戻すには脱水や干し方が重要です。また、実は高級なカシミアこそ自宅洗い向き。ウールと比べてもキメが細かく、純毛なので油分も多く、自宅洗いでも十分きれいな仕上がりに。襟、袖の皮脂汚れに欠かせないドライクリーニングは、油で洗うのでやりすぎると逆にカシミア自体の油分が奪われてしまうことも。一方アンゴラやモヘアは水洗いがむずかしい素材。脱水の際に熱が加わると、毛が縮小したり、抜け毛が増えたり......。自宅ケアでもとの風合いを再現するのは至難の業わざなのです」(カラキヤ洗染・亀山智行さん)。

「ニットはすべて自宅洗い派です。基本はネットに入れて、おしゃれ着用の洗剤を入れて洗濯機で。ローゲージのニットは特にぎゅっと目が詰まりやすいので、干す時に元の大きさと形に整えるのもポイントです」(スタイリスト・徳原文子さん)。

<ファー>

「アウトドアブランドのものなど、手洗い表記のついたものもありますが、一般的にファーは種類にかかわらず自宅でケアをするのは極めてむずかしいとされています。実際には毛そのものよりも、その根元の地肌である皮の部分がぬれたり、古くなるにつれて油分がなくなり、硬化して破れたり裂けたりするので、そこに注意が必要です。実はファーの毛は、人間の髪の毛と一緒で、キューティクルのようなもので一本一本コーティングされていて、ちょっとした汚れは弾いてくれるので、頻繁に洗う必要はありません。ただし毛の中にはホコリや目に見えない細かいゴミがいっぱい。よどんだ空気もそのままにしているのはよくないので、専用のブラシできちんとブラッシングして汚れをき出し、日陰干しをして着用時の湿度の残りをとることが重要です」(カラキヤ洗染・亀山智行さん)。

撮影/西原秀岳(TENT) スタイリスト/池田めぐみ 取材・文/塚田有紀子
※衣類・小物はすべて私物です

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