初デートで行列に並んで買ったというコロッケを手渡され…【アラフォーケビ子の婚活記 #31】

2018年4月20日
【vol.31】『アラフォーケビ子の婚活記ー良くも悪くも今が私の適齢期ー』毎週金・土・日21時更新。
初めてのデートはいつもバージンピンク気分。

化粧も直し、ノーズシャドウも入れて、香水をひと瓶かぶって待合せ場所に到着すると、すでにパンダさんは待っていた。

そして会うなり温かい包みを手渡してくれた。
会うなり渡された温かい包み。

「えーこれ、なんですかー?あったかーい」とななめ45度でかわいく上目使いで聞くと驚くことを言う。

「今半のすき焼きコロッケです。先日お会いしたときにコロッケの話題になったから行列に並んで買ってみました!」と。

行 列 に 並 ん で コ ロ ッ ケ を 買 っ て み ま し た !
私の人生はコロッケと引き換えにこの人に捧げようとこの時に決めた。そう決めたのだ。

3個入っていたコロッケは翌日弁当に入れた。コロッケは半分に切って1個半入り。しかもこのコロッケ、大変美味であった!!今半って聞いたことあるけどおいしいな~。コロッケもただじゃ転ばないな~。

こんな思わせぶりをされて舞い上がったが、パンダさんはただの親切な人で、私に好意があるとかそういうんじゃなかったと後の事情聴取で白状した。

行列に並んでコロッケを買い、待ち合わせで会うなり温かい袋を差し出す男。

こういうことをされて「あ~、いつものあれね!」だとか「はいはい、既定路線入りまーす!」だとか「出た―、プレゼントすれば良いと思ってるー」とか上から意見を言える経験をしてきてはいないため、ドキドキしてしまった私である。

いわゆる吊り橋効果的なコロッケ土産。

コロッケにドキドキしているのか、吊り橋にドキドキしているのかわからないというイリュージョンを体験した。

カモチ ケビ子
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。
Instagram(@kbandkbandkb)

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