暑かったり、寒かったり、気候の変動が激しい今日この頃ですが、みなさん、お元気ですか?パクチー先輩は、最近、老眼と目の疲れで、小さな文字を読むのが結構辛くて、漫画も目をこらして読んでます。とくに文庫本サイズはヤバい。ウワサのハズキルーペ買ったら、漫画を読むのもラクになるかしらん。
さてさて、今回紹介する『おひとりさま出産』は、タイトル通り、女性がシングルのまま、出産、子育てするお話で、作者の七尾ゆず先生が、ご自身の体験をベースに描いたというだけあって、とてもリアルで熱のこもった作品です。
主人公は、38歳の売れないマンガ家・ナナオ。40歳を前に出産のタイムリミットを意識するようになり、「子どもが欲しい!」と強く意識するようになります。でも、恋人ミウラは借金を抱え、生活力もゼロ。そこでナナオは、あえてシングルで出産、子育てをする道を選び、ミウラとの間に子どもを作ることを決意します。
でもこれが想像以上にたいへんなんですよ!やっぱり一番はお金の問題。出産費用を稼ぐため、バイトをかけ持ちして、朝から深夜まで働ぎづめ。いや~、読んでるこっちのほうが、「体、大丈夫なのか!?」とドキドキ。また恋人のミウラがいい人なんだけど、風来坊のような人で、本当に役立たずで(笑)。さらに母親からは、シングルマザーになることを猛反対されてしまいます。
それでもナナオの決意は固く、おひとりさま出産に向けて、パワフルに猛然と突き進む姿は、ちょっと滑稽なんだけど、神々しくもあり、まさに「母は強し」という言葉がぴったり。ナナオは、産む前から、すでに「母」になっていたんでしょう!困難を乗り越えて、無事子どもを出産した場面では、思わずジーンと目頭が熱くなりました!
それと出産には、どのくらいの費用がかかるのか、行政からどんな子育て支援が受けられるのか……などなど、ためになる情報が詳しく解説されているので、これから出産予定のある人は、とってもためになるはず。その予定がないパクチー先輩も「ふむふむ」「そうなのか!?」と目をショボショボさせて熟読してしまいました。
それにしても日本は、やっぱり制度的にまだまだ遅れていますね。以前、少子化に困っていたフランスは、未婚の母でもさまざまな支援が得られるように制度を変えてから出生率が上昇したそうです。日本もフランスに倣って、シングルでもお金がなくても、女性が産みたいと思ったときに安心して子どもが産めるような制度に変えていってほしいぞと強く思うのでした。
それでは試し読み、どうぞ~!
さてさて、今回紹介する『おひとりさま出産』は、タイトル通り、女性がシングルのまま、出産、子育てするお話で、作者の七尾ゆず先生が、ご自身の体験をベースに描いたというだけあって、とてもリアルで熱のこもった作品です。
主人公は、38歳の売れないマンガ家・ナナオ。40歳を前に出産のタイムリミットを意識するようになり、「子どもが欲しい!」と強く意識するようになります。でも、恋人ミウラは借金を抱え、生活力もゼロ。そこでナナオは、あえてシングルで出産、子育てをする道を選び、ミウラとの間に子どもを作ることを決意します。
でもこれが想像以上にたいへんなんですよ!やっぱり一番はお金の問題。出産費用を稼ぐため、バイトをかけ持ちして、朝から深夜まで働ぎづめ。いや~、読んでるこっちのほうが、「体、大丈夫なのか!?」とドキドキ。また恋人のミウラがいい人なんだけど、風来坊のような人で、本当に役立たずで(笑)。さらに母親からは、シングルマザーになることを猛反対されてしまいます。
それでもナナオの決意は固く、おひとりさま出産に向けて、パワフルに猛然と突き進む姿は、ちょっと滑稽なんだけど、神々しくもあり、まさに「母は強し」という言葉がぴったり。ナナオは、産む前から、すでに「母」になっていたんでしょう!困難を乗り越えて、無事子どもを出産した場面では、思わずジーンと目頭が熱くなりました!
それと出産には、どのくらいの費用がかかるのか、行政からどんな子育て支援が受けられるのか……などなど、ためになる情報が詳しく解説されているので、これから出産予定のある人は、とってもためになるはず。その予定がないパクチー先輩も「ふむふむ」「そうなのか!?」と目をショボショボさせて熟読してしまいました。
それにしても日本は、やっぱり制度的にまだまだ遅れていますね。以前、少子化に困っていたフランスは、未婚の母でもさまざまな支援が得られるように制度を変えてから出生率が上昇したそうです。日本もフランスに倣って、シングルでもお金がなくても、女性が産みたいと思ったときに安心して子どもが産めるような制度に変えていってほしいぞと強く思うのでした。
それでは試し読み、どうぞ~!
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パクチー先輩
漫画大好きライター。女性誌や男性誌でインタビューやカルチャー企画を担当。手塚治虫の「W3」でマンガ愛に目覚める。「パクチーが持つ効能のように、みなさんの体内の毒素を排出してくれるような漫画を紹介していきたいと思います」
漫画大好きライター。女性誌や男性誌でインタビューやカルチャー企画を担当。手塚治虫の「W3」でマンガ愛に目覚める。「パクチーが持つ効能のように、みなさんの体内の毒素を排出してくれるような漫画を紹介していきたいと思います」