当初、第1候補者に続いて第2第3候補者の紹介話は、第1候補者のパンダさんの躍進により妄想出演にとどまっていたのだが、実際問題、第2第3候補となりうるような独身男性はヤンエグの周囲にはいなかったとのこと。じゃあなぜ第1と言った!次もあるかのように第1と言ったのじゃ!
「私が落としたのはそんな木の斧じゃありません。金の斧です」と欲張って次を待つようなことをしないで本当に良かった。
交際開始となったので、木の斧、もとい第1候補者のパンダさんは、以降「奴さん(やっこさん)」に改名する。
覚えているだろうか。
vol.12で過去の男の最大公約数を出した。(vol.12はこちら >)
#東北出身 #男子校卒業 #海外経験 #酒飲み #趣味はゴルフ #男兄弟か妹
これだ。
いざ奴さんはどうだったか検証してみる。
#東北出身→福島県出身
#男子校卒業→男子校卒業
#海外経験→米国留学、某アジア駐在
#酒飲み→行きつけのバーに自分の棚ができるほどのボトルキープ
#趣味はゴルフ→アベレージは85、会員権所有
#男兄弟か妹がいるお兄ちゃん→弟がいるお兄ちゃん。
来たコレ!
後付けじゃないの〜?と言われたら困るのだが、そう思うくらい上出来の勝ち戦である。
勝ち戦とわかった途端、俄然やる気を出し、何度か訪れたこじらせ癖やめんどくさい病を何とか克服し、このご縁をあきらめてはならぬと頑張った。
さて。交際からの話を続ける前に、いったいどうしたらアラフォーケビ子の婚活が成功するのか、のところを少し深堀りしたい。
厚生労働省は我々の年齢を中高年と定めている。
そしてこのアラフォーケビ子の婚活記。中高年の男女が共通の友人を介して知り合い、何度かデートして交際に至った仮説と検証をしてみたものの、割と簡単に若い時と同じようにスムーズにコトが運んでいるように見えているのではないかと危惧している。
そうは問屋が卸さない。そんな簡単な話であれば婚活記なんて連載を書く必要はない。
出会い、連絡先を交換し、二人で何度か会い、付き合う。
ファクトはこれだけだが、それぞれのチャプターにおいて中間問屋が様々な努力と熟練の工夫をこらしての結果である。
婚活市場から戦力外通告を受けたアラフォー独身女のケビ子を1軍に復活させる奥の手があって、どうにかこうにか交際開始になったのだ。
「会話と食事の好みが合って、マインドフルネスであった」
検証結果はこうだ。
これは確かに悪くないのだが中高年の男が中高年の女とわざわざ付き合おうと思わせるサムシングではないはずだ。
ではなぜだ。
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)