アラフォー独身のケビ子が結婚するには、ここを伸ばし、ここを改善しようという作戦。
強みや弱みを現在の環境に照らし合わせる。
女性のキャリアアップや「結婚しないの?」みたいな質問がNGとなる現代の環境は会社への居心地を良くし、結婚しなくてもなんとなく様になるように思う。
赤字を実践。
『容姿の衰え』という弱みに『レストランの多様化』をかけると『照明が暗い店でのデート』という作戦となる。なんじゃそりゃ?だが、平たく言うと昼間に会うのは小じわとたるみを見られたくないから、待ち合わせは「夜」「暗いお店」。しかもここに「カウンター席」をオプション追加!これで容姿の衰えを明るい場所で正面から見られずにすみ、少しだけ自信を取り戻せて振舞える。イタリアンでもフレンチでもカウンター席がある店が行動範囲に数店舗あり、そこをローテーションしてデートを重ねた。
奴さんコメント「毎回カウンター席が良いというのは珍しくて、いつも俺の隣に座りたいのか、なかなかかわいいヤツだなと思った。距離が近いから会話も弾んだと思うヨーン!」ヨーン?
『積極的な割り勘の申し出』については無芸大食のケビ子なので、喜んで払いたい気持ちでいたが、奴さんはケビ子のお手洗いの隙に毎回支払いを済ませてくれていた絶滅危惧種である。
奴さんコメント「私も払います!の一言はとてもうれしかったが、それよりも好き嫌いなく飲みっぷり食べっぷりが良くて食事自体がとても楽しかったので支払いは俺が、と思うようになっていった。最初のころは後腐れないように支払うかってくらいの気持ちだったけど。」なんと?大食いが功を奏した?すみませ〜ん!ごはんおかわり〜!
その他、連絡頻度についても意識をした。
テレビでは全然見ないのにブログでは上位にランクインするタレントがいるように『露出の多さが愛着度合と比例』しそうではないか?と思っていたのでSNSやLINEの回数を嫌味がない程度に増やした。ただしたわいない内容で。リア充な内容や重たい内容は避け、「会いたくて震える」などと相手を震え上がらせることは言ったことはない。
「会えなくて寂しい」「会って!今すぐ会ってくれないと私どうなるかわからない!」「好きって言ってくれるまで許さない!(何を?)」などは実際忙しい日々では本心ではなく、会えないからどうにかなるような機能は私には搭載されていない。
奴さんコメント「付き合うようになってからお互いの連絡が増えたが、レスは早い上に面白くてついつい返信を重ねてしまった。重たいものや長文は読む気がしないよな〜」だって!
今でも連絡は頻繁に来る。朝、昼、夕方に「元気?何してるの?」と。え?同居しているはずだが。
奴さんコメント「交際前は、その気がないだのタイプではないだのと言ったのは自分も最初は紹介者のメンツもあって乗り気じゃなかったし、今更ライトな付き合いを求めてはいないから、相手が本気で付き合える人かどうかを見極めたかった。だからつい出来心で意地悪を言ってしまった」と自白した。
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)