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ハーブやスパイス、ビネガーを使った大人にぴったりのジャーマンポテト【平野由希子のおつまみレシピ #19】

ワイン業界でブレイク中のジョージアワインに合うおつまみレシピを3回に分けてご紹介。1回目はジョージア風ジャーマンポテトレシピです。
【今月のお酒】ジョージアワイン
ジョージアワイン
(右)アワ ワイン ルカツィテリ 2015
(左)フェザンツ・ティアーズ チヌリ
(右)哲学者だったソリコ・ツァイシュヴィリが2003年に友人と始めたワイナリー。ソリコはジョージアの伝統的なクヴェヴリ製法を復活させた第一人者。代表的な白品種ルカツィテリを使用。辛口でぶどうの果皮を感じる味わい。¥4,050(希望小売価格) 

(左)
造り手のジョン・ワーデマンは画家でアメリカ人。ジョージアワインを世界中に広め、400を超える品種の栽培にも取り組む。これはさわやかな花の香りからパッションフルーツ、最後はライムのような香りに。世界最高峰レストラン、デンマークの「ノーマ」でも出されている。¥3,000(希望小売価格)/ノンナ&シディ
今ワイン業界でブレイクしているのがジョージアワイン。「ジョージアはワイン発祥の地。クヴェヴリという大きなかめを地中に埋めて、ゆっくりとワインを発酵させる伝統的な製法は、世界遺産にも登録されています。熟成感のあるナチュラルな味わいが魅力で、合わせる料理の幅が広いのも特徴。今回は現地で"オジャクリ"と呼ばれる代表的な料理をアレンジ。酸味のきいたジャーマンポテトといった感じです。ハーブやスパイス、ビネガーをきかせた味が、ジョージアワインのナチュラルな酸味によく合います」
【レシピ】ジョージア風ジャーマンポテト
ジョージア風ジャーマンポテト
【材料】(2~3人分)
・豚バラ肉(ブロック)…200g
・じゃがいも(メークイン)…3個
・パプリカ(赤)…1/2個
・玉ねぎ…1個
・香菜…適量

A  
・にんにく(つぶす)…1かけ
・オリーブオイル…大さじ1

・ワインビネガー(赤白どちらでも)…大さじ2
・塩・粗びき黒こしょう…各適量
【作り方】
① じゃがいもは皮をむいて1㎝厚さの輪切りにし、塩少々を加えた湯で少し硬めにゆでる。豚肉は7㎜厚さのひと口大に切り、塩小さじ1/2をふる。

② パプリカは細長い乱切り、玉ねぎは繊維に直角に薄切り、香菜はザク切りにする。

③ フライパンにAを入れて火にかけ、香りが立ったら玉ねぎを入れて色づくまで炒める。豚肉を加えて焼き色がつくまで炒め、じゃがいも、パプリカを加えて塩少々をふり、全体がキツネ色になるまで炒める。

④ワインビネガーを加え、水分を飛ばしながらしっかり煮詰め、最後に粗びき黒こしょうをふる。器に盛り、香菜をのせる。
次回は6月16 日(土)19時半更新予定。お楽しみに。
平野由希子
料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フランス農事功労章シュヴァリエを叙勲。ワインバー「8huit.」オーナー 。4月より料理教室を開始。少人数制でフレンチベースの料理とワインのペアリングが学べるなど、ソムリエならではの内容が大好評。詳細はホームページで。https://www.yukikohirano.com/
撮影/邑口京一郎 スタイリスト/駒井京子 取材・文/海出正子 

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