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おしゃれのプロはお手入れ上手「私たち自宅洗いしています!」

いつもパリッと清潔感のある着こなしが光るおしゃれのプロたちは、実は自宅洗いの名選手。そのお手入れテクと愛用品をご紹介
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☆セオリーPR 高原直子さん

「基本的になんでも自宅でジャブジャブ派。合繊系ブラウスはネットに入れて、カシミア含めニット類は小さめのネットに入れて、洗濯機で洗っています。パンツ類は手洗いして、シャワーで洗い流せば、センタープレスがくずれません。洗剤もいろいろとそろえて、素材やその日の気分で香りを選んだり、使い分けしています」

最近のお気に入りの4本。(左から)さらさ、エマール、shiro/私物 (右)デリケートウォッシュ(レディの香り)475㎖¥3,200/ザ・ランドレス ルミネ新宿店

☆エストネーションPR 棚田蘭子さん

ずっと大切な衣類はクリーニング派でしたが、リブレの洗剤に出会って自宅洗いに目覚めました。とはいえ、コットンとリネン系、ウールとシルク系に分けて大胆に洗濯機で。ニットは平干しネットで、ブラウスはハンガーで干しています。

衣類のアンチエイジングを提唱。ゴワゴワせず肌ざわりもいい。(右から)SILK&WOOL DELICATEWASH¥4,200・LAUNDRY DETERGENT BEACH¥2,200/エストネーション(LIVRER YOKOHAMA)

☆八木通商PR 吉田祐子さん

「お仕事服もネットに入れて、できるかぎり洗濯機のクリーニングコースで。洗剤はエマールやランドレスを愛用。汚れがひどいものは予洗いも。シワ軽減のために、しっかりたたいてからハンガー干し。重さでハンガーの角を拾ってしまうニット類は、浴室乾燥機のバーで乾かします」

部分洗いに大活躍しているのが無印良品のミニ洗濯板。手に収まるので洗いやすく、落ち具合もすごい。泥汚れなどのしつこい汚れには、ウタマロ石鹸も大活躍。洗濯板、ウタマロ石鹸/私物


■洗濯基本のキ【洗濯の基本のおさらい】

☆お湯にするだけで、落ち方が劇的に変わる。大事なのは水の温度です!

洗剤の洗浄力の差を気にする人も多いのですが、大事なのは洗剤より水の温度。お湯にするだけで落ち方が劇的にアップ。汚れがひどい時ほど、温水を使うと効果的。

 部屋干し=ニオうは、大間違い!まずは洗い方で改善できます

ニオイの原因は大半が細菌。量が多すぎるときっちりと洗えないことも多いので1 回の洗濯量を守ることが大事。干す時は洗濯物内に空気が滞らないよう、間隔をあけて。

☆洗うもので洗剤を分ける。粉末洗剤>液体洗剤>中性洗剤

洗剤には得意な汚れや洗い方に差が。粉末と通常の液体は弱アルカリ性で、皮脂やタンパク汚れにも強い。おしゃれ着用の中性洗剤は衣類への負担が少ないのが特徴。

 ☆クリーニング表示でもモノによっては自宅洗いOK! 白ならトライしやすい!

特に日本製のものは無難な表示で、自宅洗い不可にしているものも。合繊系など本来は水洗い可能な素材なら洗えることも。色落ちの心配がない白ならトライしやすい

 ☆洗剤量はあくまで目安!汚れしだいでは量を減らしても大丈夫

洗剤なしでも水洗いだけで大半の汚れは落ちるもの。洗剤は落ちた汚れが再び衣服につくのを防ぐ役割が大きいため、あまり汚れていない時は洗剤量を減らしてもOK。

 ☆綿素材にネットは必要なし!そのままのほうがシワになりにくい

ネットはあくまで型くずれを防ぐためのもの。綿など引っぱって伸びない素材はむしろネットに入れるとシワの原因に。そのまま洗うほうがおすすめ。

【Marisol 2018年7月号掲載】 撮影/魚地武大(TENT/物) 冨樫実和(取材) スタイリスト/池田めぐみ 取材・文/塚田有紀子 撮影協力/ビュロー品川

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