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弁護士18年目の3児の母です。オシャレ好きを生かしてファッションコンサルとしても活動中。

職業:弁護士、パーソナルスタイリスト、ファッションコンサルタント
My favorites:趣味は年間300冊以上読む読書と、ラジオを聞くこと。常に新しい知識に貪欲で、言葉を大事にしていきたいと思っています。

オシャレ迷子の30代を過ごした経験から、同じ悩みを持つアラフォー女性のお手伝いをしたいと思っています。40代がもっと知的に輝くために、情報発信していきます!

身長:153cm



幸せな離婚とは!?マリソル世代の知っておきたい法律知識。

私の得意とする分野のひとつ、離婚問題。離婚に直面する全ての女性に、今より幸せになって欲しいと考えています。
一般的には、離婚は不幸なことととらえられがちかもしれません。

でも私は、離婚事件を依頼してくださる全ての方に、最終的には、以前よりも幸せになってほしいと思っています。
もちろん、悲しい思いや辛い思いをする局面もたくさんあるでしょう。それでも、以前よりも前向きになれる「幸せな離婚」はあると思います。

ただ、幸せな離婚に辿り着くには、法的な知識を身につけておくことが必要不可欠!!
これから不定期に、幸せな離婚のためのブログを綴っていきたいと思います。
今回はまず、基本のき、離婚ってなに?という点をお話しします。
幸せな離婚とは!?マリソル世代の知っておきたい法律知識。_1_1
1.離婚とは?
日本で認められている離婚の種類は、大きく分けて3つあります。
①協議離婚
夫婦それぞれ離婚届にサインをして、役所に提出するのが協議離婚です。夫婦間で合意ができていれば、この協議離婚でOKですが、子どもの親権やお金のことなどで合意ができないと、協議離婚ができず、調停を申し立てる必要があります。

②調停離婚
家庭裁判所に調停を申し立て、離婚についての話し合いをし、まとまれば離婚成立となるのが調停離婚です。調停はあくまで話し合いなので、最終的に合意ができなければ、調停は不成立となり、裁判で争うことになります。

③裁判離婚
裁判官が、離婚自体の可否や、子どもの親権、慰謝料や財産分与などについて判断します。
基本的には、話し合いではなく、裁判官が判決という形で一方的に判断することになります(場合によっては、和解で終わることもあります)。
2.離婚事件の方針はどうやって決める?
離婚には以上のようなステップがありますが、実際には、裁判まで進むケースは少なく、それ以前の段階で解決することが多いです。
ただ、それでも私は、離婚の相談を受けた時は必ず、

「裁判だったらどんな結果になるか?」

をまず予測することにしています。

なぜなら、裁判で、いわゆる「勝てる」という予測ができれば、最初から強気で交渉して、できるだけ多くの成果を勝ち取ることができます。
反対に、いわゆる「負け筋」の事件であれば、交渉段階では譲るべき点は譲って、どうしても確保したい点(たとえば親権や養育費)を確保する、というふうに、取るべき戦術が違ってくるからです。
このように、事件の結果を予測する、ということがとても重要になってきます!
最初の時点での予測を間違うと、不本意な条件で離婚せざるを得ないことも…。この予測は、一般の方には難しく、経験を積んだ弁護士でないと、方針を正確に見通すことは難しいかもしれません。

幸せな離婚への第一歩は、まずは、信頼できる弁護士などの専門家に相談して、きちんと方針を立てることが何よりも重要です!
離婚問題に直面すると、誰でも不安になるもの。ぜひ、あなたに合った信頼できる専門家を見つけてくださいね。

長くなってしまったので、続きはまた後日。
離婚では避けて通れないお金の話をしていきたいと思います。

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