働くアラフォー女性320人に、職場のパワハラについてアンケート調査。
「職場でパワハラを受けたことがありますか?」という質問に「YES」と回答したのは43%でした。誰にどのようなパワハラを受けたのか聞いてみると、
「直属の上司に変わり者扱いをされ、『あなたは変わっている』と言動を受けた」(Ondinaさん)
「派遣社員だった時に、派遣先の会社で飲み会が急きょ開催されることになったのですが、先約があって不参加。そうしたら次の日に支店長に呼び出され、飲み会に不参加だったことを理由に契約を更新してもらえなかった」(さーふさん)
「上司に暴力的な恫喝を受けた」(Tomoさん)
「転職して2ヶ月で勤務していた店舗の閉鎖が決定。上司から電話で『閉鎖はあなたのせいだ』と怒鳴られた」(SHOCOさん)
「全てを否定され、これから課す超ハードな3ヶ月のミッションに耐えられたら継続雇用、『ムリなら次を考えてください』と言われた」(りりさん)
「上司に年齢や性別のことで不快な発言をされた」(ayu8715さん)
「社長秘書をしていた時、辞めたいと言っても社長に辞めさせてもらえなかった」(ハイビスカスさん)
「直属の上司に理不尽な理由で仕事を外された」(ペコさん)
「2人目の産休復帰時に、総務から『時短を解除しなければ配属先はありません』と言われた」(mikihanaさん)
「上司に半休を申請したら、くどくどと仕事論を語られ、その後も認めない発言を病欠になるまで言われ続けた」(kaoriさん)
「上司から陰湿な嫌がらせを受けた」(UNIKAさん)
「同僚が同じ失敗をしても何もないのに、自分の時だけきつく注意される」(めろんさん)
世の中には理不尽な上司がいるものですね。コメントを読んでいるだけでも不快な気分になったり、イラッとしてきます!(怒)。では、パワハラを受けた時にどのように対処したか聞いてみると、
「仕事を辞める覚悟で上司と直接話しをした」(ソルトハッピーさん)
「しばらく我慢したが耐えられず、会社を辞めた」(まゆみんさん)
「派遣先にパワハラを受けたと訴えた。また別のスタッフが同じ目に遭わないように派遣会社にも伝えた」(さーふさん)
「外部機関に訴えようと準備したが、冷静になった上司の謝罪で訴えるのは踏みとどまった」(SHOCOさん)
「自分と同じような状況で退職された人に相談したが、常套手段と聞いたので会社を辞めた」(かぽねーぜさん)
「思考が停止してしまったので耐えるしかなかった。でも、社内には味方がいたのでなんとか乗り越えられた」(みかんさん)
パワハラに耐えられなかったり、諦めるかたちで会社を辞めた人が結構いました。ストレスを抱えるよりも、新しい職場を探した方が精神衛生上いいかもしれません。一方、社内に味方がいて乗り越えられたという人もいました。一人で抱え込まず、周りに話しを聞いてもらったり、相談することで乗り越えられる場合もあるのですね!
アラフォー世代だと、部下がいたり管理職についている人も多いはず。そこで、「パワハラをしてしまったことがあるか?」大胆な質問をしたところ「YES」と回答したのは4%でした。「できの悪い部下に怒鳴り散らしてしまった」そうです。少なくて安心しました! でも、パワハラって線引きが難しいので「もしかしたらパワハラをしてしまったかも!?という経験がありますか?」と質問したところ、「YES」と回答したのは16%でした。どんな状況だったかというと
「ミスをした人に対して強い口調で指摘した」(いもりんさん)
「ひとりだけを、人前で度々叱った」(ちゃこさん)
「部下にみんなの前でモノマネをしてと言ったら、恥ずかしいと拒んでいたのにやらせた」(マハラジャさん)
「部下の話しをスルーした」(よねさん)
ミスを連発するような人が周りにいると、イライラして怒鳴りたくなる気持ちもわかります、が……。厳しく指導しなければならい時は、感情をコントロールすることが大事です!
なかなかなくならないパワハラ問題。相手の人格を認め尊重し合いながら仕事を進めることで、職場の風土が良くなっていくのではないでしょうか。パワハラを受けた場合は一人で抱え込まず、必ず周囲に相談してください!