花組・柚香光さんのお気に入り「公園で過ごす時間」【宝塚スターのマイフェイバリット】

2016年10月8日
夢の舞台に立ち続ける男役スターたち。彼女たちの「今のお気に入り」を通じて、その素顔を少し、拝見!

「公園で過ごす時間」

公園で好きなことを している人たちの 自由さに心がなごみます

鮮やかな存在感と、全身からほとばしるエネルギーで、たちまち観る人を魅了してしまう。ミュージカル『ME AND MY GIRL』では、公演日程の約半分はユーモラスな男性弁護士の役、後の半分はゴージャスな女性の役を演じた。「こんな一面も!?」とうれしい驚きをくれる男役スターだ。

 そんな柚香さんの最近のマイ・フェイバリットは“公園で過ごす時間”。実家の愛犬・ポメラニアンのノアちゃんをおともに、のんびり散歩するのだそう。
「樹々の緑の色や木漏れ日の明るさ、鳥の声や土の匂い。季節の移り変わりを感じられて、気持ちよくて、リフレッシュします」
 公園で見かける人の様子にも心なごむという。
「芝居の発声練習をしている学生さんたち、サックスを吹くおじさま、ひたすらバッティングの素振りをするサラリーマンや必死に木に登っているおじいさんも見たことがあります。皆さん、自由度が高いです(笑)大人も、無邪気で自由でいいんだなと思えてきます」

 思いがけない光景に出くわすこともあるそう。
「夜の公園で若い女性がブランコを漕いでいて、その漕ぎ方が体が宙を舞いそうなほどの激しさで。何が彼女にそうさせたのか、見知らぬ人の人生に思いをめぐらせました」

 さて、柚香さん自身の人生は舞台に邁進の日々。演じる役の幅もどんどん広くなっている。そんな中で感じる自分自身の成長や変化は?
「以前は、稽古中だけでなく舞台でも指示を仰ぎ、ダメ出しを受けるのが前提のような感じがありましたが、この数年で、舞台に立ったら舞台の世界観に入り込むようになりました。もちろん稽古での基礎が大事なことに変わりはないのですが、そのうえで、“100回の稽古より1回の本番”から吸収できるものが大きくなってきた気がします。同じシーンでも、日によってお客さまが前のめりだったり、遠のいたりします。感じた瞬間に、その空気に反応して、自分の演技も、毎回、微妙に変わる。そこが、生の舞台ならではのおもしろさで、これから、演じる役ごとに、とことん極めていきたいところです」
Profile
ゆずか・れい
2009年、花組に配属。主な出演作に『カリスタの海に抱かれて』『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』『新源氏物語』『ME AND MY GIRL』など



Next Stage!

©宝塚歌劇団

★宝塚舞踊詩『雪華抄』

★トラジェディ・アラベスク『金色の砂漠』

舞台は架空の古代世界。砂漠の真ん中にある王国の王女タルハーミネは"ギィ"という名の少年の奴隷を持っていた。やがて王女に激しい思いを募らせ、強引に自分のものにしたギィは拷問に遭う。その死の淵で知る自らの過去とは。
主演:明日海りお 花乃まりあ
11/11~12/13:宝塚大劇場
2017年1/2~2/5:東京宝塚劇場

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