ドラマ『義母と娘のブルース』、みなさん、ご覧になっていますか!? いや~、本当にいいお話ですよねぇ。内容もキャラクターも個性的だから、一歩間違ったら、相当すべってたと思いますが、綾瀬はるかさんと佐藤健さんの演技、素晴らしいですよね。私も『ぎぼむす』の影響で、最近、頭の中で、ほら貝が鳴るときがあります(笑)。原作の4コママンガもとってもいいので、機会があれば、ぜひ読んでみてください。
さてさて、今日、ご紹介するマンガも少女マンガの中では、相当異彩を放っている作品。田村由美先生の『イロメン ー十人十色ー』です! 田村先生といえば、『BASARA』『7SEEDS』などのヒット作が有名。文明崩壊や地球滅亡など、壮大な構想で描く骨太な内容が魅力ですが、現在連載中の『イロメン』は、まったく違うテイストです。
主人公は、十色商事に青田買いされて入社した青木晴臣。彼を中心に、ライバル社員の赤木、後輩の緑川、同僚の女子社員・桃栗、部長の黒仏……などが繰り広げるコメディータッチのショートショート。そう、登場人物ほとんどの名前に色が入っています。そしてあるときは、その色へのこだわりでぶつかりあい、あるときは色のうんちくをたれ、あるときは色のためにピンチになって……と次から次へ色がらみの小ネタが繰り出される、イロメンたちの漫才劇。
中でもパクチー先輩のお気に入りは、ニューヨーク帰りの赤木! 戦隊ものでも「赤」はリーダーキャラであるように、赤木はオレ様キャラで、黒仏部長いわく「ニューヨーク支社の赤字を2ケタ減らして、3割増やして、8倍に増やしたという謎の男」だとか……って、このセリフを理解するのに5分くらいかかっちゃいましたよ! 5分かけても結局、理解できなかったけど。
それと個人的に超楽しかったのが、お正月に黒仏部長の家に集まり、みんなでやる「色カード対決」。持ち札を場に出して、その強さを競うのだけど、青のエースが「ガリガリ君」だったり、白のエースが「ハイジの白パン」だったり。そして一番シビレたのは、緑のクイーンが「緑川蘭子」(『エースをねらえ!』の宗方コーチの妹)っていうところ(笑)。そういえば、本家の『エースをねらえ!』でもお正月に宗方コーチの家にテニス部が集まり、みんなでゲームをやっていたのを思い出しました! あのときの宗方コーチのお着物姿、素敵でしたが、黒仏部長の和服姿もなかなかですよん。
しっかし十色商事、仕事してる場面がほとんど出てこないけれど、会社は大丈夫なのでしょうか?
それでは試し読み、どうぞ~!
さてさて、今日、ご紹介するマンガも少女マンガの中では、相当異彩を放っている作品。田村由美先生の『イロメン ー十人十色ー』です! 田村先生といえば、『BASARA』『7SEEDS』などのヒット作が有名。文明崩壊や地球滅亡など、壮大な構想で描く骨太な内容が魅力ですが、現在連載中の『イロメン』は、まったく違うテイストです。
主人公は、十色商事に青田買いされて入社した青木晴臣。彼を中心に、ライバル社員の赤木、後輩の緑川、同僚の女子社員・桃栗、部長の黒仏……などが繰り広げるコメディータッチのショートショート。そう、登場人物ほとんどの名前に色が入っています。そしてあるときは、その色へのこだわりでぶつかりあい、あるときは色のうんちくをたれ、あるときは色のためにピンチになって……と次から次へ色がらみの小ネタが繰り出される、イロメンたちの漫才劇。
中でもパクチー先輩のお気に入りは、ニューヨーク帰りの赤木! 戦隊ものでも「赤」はリーダーキャラであるように、赤木はオレ様キャラで、黒仏部長いわく「ニューヨーク支社の赤字を2ケタ減らして、3割増やして、8倍に増やしたという謎の男」だとか……って、このセリフを理解するのに5分くらいかかっちゃいましたよ! 5分かけても結局、理解できなかったけど。
それと個人的に超楽しかったのが、お正月に黒仏部長の家に集まり、みんなでやる「色カード対決」。持ち札を場に出して、その強さを競うのだけど、青のエースが「ガリガリ君」だったり、白のエースが「ハイジの白パン」だったり。そして一番シビレたのは、緑のクイーンが「緑川蘭子」(『エースをねらえ!』の宗方コーチの妹)っていうところ(笑)。そういえば、本家の『エースをねらえ!』でもお正月に宗方コーチの家にテニス部が集まり、みんなでゲームをやっていたのを思い出しました! あのときの宗方コーチのお着物姿、素敵でしたが、黒仏部長の和服姿もなかなかですよん。
しっかし十色商事、仕事してる場面がほとんど出てこないけれど、会社は大丈夫なのでしょうか?
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パクチー先輩
漫画大好きライター。女性誌や男性誌でインタビューやカルチャー企画を担当。手塚治虫の「W3」でマンガ愛に目覚める。「パクチーが持つ効能のように、みなさんの体内の毒素を排出してくれるような漫画を紹介していきたいと思います」
漫画大好きライター。女性誌や男性誌でインタビューやカルチャー企画を担当。手塚治虫の「W3」でマンガ愛に目覚める。「パクチーが持つ効能のように、みなさんの体内の毒素を排出してくれるような漫画を紹介していきたいと思います」