“邪気を払う”と書いて「邪払(ジャバラ)」。みなさん、ご存知ですか? 花粉症などのアレルギー抑制効果が期待できる、と近年注目されている果実です。実は、エイジングケアに欠かせない抗酸化成分が他の柑橘類よりずば抜けて豊富だということで、スキンケアにも用いられているんです。
それがこの「セイランジャバラ」。顔にもボディにも使えるオールインワンタイプで、クリーム/ミルクと2種のテクスチャー、ラベンダー/ローズマリーの2種の香りという全4品の潔いラインナップです。中でも私が気に入っているのは、しっとりタイプのクリーム。最初は腕やデコルテなどに使っていたのですが、クリームなのにサラッと浸透し、あまりに使い心地がいいので、あらためて顔にも使ってみることに。
クリームとジェルの中間のような、不思議な“フルフル感”のあるテクスチャー。色も、ジャバラの果皮を配合しているからか、ちょっとくすんだ独特な黄味が特徴的です。
秋って、まだ蒸し暑い夜も多かったりする季節。化粧水に美容液……と、順番に丁寧になじませているつもりなのに、なんだか肌の上で成分が上滑りすることってありませんか?
このクリームを初めて使った時も、そんな“肌が素直じゃない”夜でした。しかし!このクリームを使ったら、薄膜でピシッとラッピングされたように、肌の上で滞留していたものが押し込まれ“全て収まった”感覚が。冬になると濃厚保湿がマストな私の肌ですが、いまの季節は、この収まり感がぴったり! 夜のスキンケアを気分良く終えています。
もともとこちら、敏感肌を穏やかに導くというコンセプトのスキンケア。低刺激で無添加、さらにお財布にも優しいプライスだから、私みたいにスキンケアの締めにするもよし、敏感肌対策にするもよし(全身使えるしね)。1つ常備しておいて、損はないと思います。
- WEBエディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。