教えてくれたのは・・・
ヘア&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん
「肌は、その人の透明感や清潔感、聡明さが表れる場所。そして、それらの要素はその人の暮らしぶりまで想像させてしまう。肌がキレイだったら、たとえ不摂生しても、すごく素敵な生活をしているように見えるじゃないですか。人の印象の6〜7割を決めるのが肌だと思うんです。一方、眉は顔の額縁。だから、眉ひとつで女性像がすごく変わるんです。眉の描き方によって、老けてしまったり、反対に若返らせたり、優しく見せたり、きちんとして見せたり、年齢もイメージも自在に変化させられる場所なんです。しかも肌も眉も、実は一番流行が出るパーツなんですよ」
だからこそ、この2つを更新することが、美しいアラフォーへの一番の近道。
「目ざすのはいきいきとして女らしい印象。肌はツヤと血色感と湿度感を、眉は生命感、ふんわり感、エッジの三位一体が大切です」
それって、ちょっとむずかしそう……?
「それぞれ1つのアイテムでだけでは、それなりのテクニックが必要です。でも、例えば肌なら、下地、ファンデーション、練りチーク、ハイライト、例えば眉なら、パウダー、ペンシル、マスカラと、アイテムを使い分けることで、意外に簡単にかないます」