スタイリスト村山佳世子が提案。一生もののおしゃれが身につくファッション名品まとめ

一生愛せるファッション名品やプチプラ名品、名品の楽しみ方まで、集英社No.1スタイリストの村山佳世子さんが一生もののおしゃれが身につくファッション名品を提案。

【1】一生愛せるファッション名品3選

村山佳世子さんが提案する一生愛せるファッション名品はバーバリーのメンズトレンチコート

1. バーバリーのメンズトレンチコート

バーバリーのトレンチは、私が改めて紹介するまでもなく、もう何十年も前から誰もが名品と呼ぶ服です。あえて取り上げたいのは、メンズのトレンチ。女性がオーバーサイズのトレンチをざっくり着ることで生まれるこのこなれ感こそ、大人の女性と名品との関係性を物語っているような気がするのです。自分の個性と、本物がもつ強さを、なじませて着るーー。これこそ、名品の真髄。アラフォー世代だからこそそれがかなうのです。

トレンチコート¥195,000~/バーバリー・ジャパン(バーバリー) ニット¥32,000/スローン(スローン)

村山佳世子さんが提案する一生愛せるファッション名品はミキモトの9.25mmピアス

2. ミキモトの9.25mmピアス

コーディネートを組んでいて女らしさが足りないなと思った時、一番に頼りにするのが、実はパールのピアスです。本物のパールにしか出せない女らしさを求め、ミキモトを訪ねました。サイズ違いのピアスがずらりと並ぶ中で、目に留まったのは大きめの9.25mm。日常にカジュアルにつけられて、そしてピアス一粒で完成する女らしさが欲しいなら、これがベストです。

ピアス(アコヤ真珠/約9.25mm)¥387,000/ミキモト カスタマーズ・サービスセンター(ミキモト) ニット¥43,000/ボウルズ(ハイク)

村山佳世子さんが提案する一生愛せるファッション名品はエルメスのコンスタンス

3. エルメスのコンスタンス

エルメスへの愛を語り出したら止まりませんが、何がすごいって、女性なら誰しも、気がついた時にはエルメスという存在を知っているところ。それだけ、特別なメゾン。名品と呼べるものがたくさんある中で、今回取り上げるのは『コンスタンス』。職人技を堪能できる完成度、普遍的なデザインと圧倒的な上品さ、どれをとってもパーフェクト。もちろんきれいめスタイルにも合うけれど、"あえてスニーカーで"が、こんなに似合うバッグは、ほかにないかもしれません。

「コンスタンスⅢ」(縦16.5×横24×マチ8.5cm)¥1,300,000/エルメスジャポン(エルメス) ジャケット¥54,000・パンツ¥35,000/アングローバル(マーガレット・ハウエル) 帽子¥68,000/ザ シークレットクロゼット六本木(メゾン ミシェル) 靴¥5,800/コンバースインフォメーションセンター(コンバース)

【Marisol2017年2月号】撮影/長山一樹(S-14) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/村山佳世子 モデル/RINA 取材・原文/磯部安伽 撮影協力/バックグラウンズファクトリー

【2】一生もののプチプラ名品4選

村山佳世子さんが提案するプチプラファッション名品はヘインズのTシャツ

1. Hanes ヘインズのTシャツ

スタイリストとしてたくさんの服と触れ合ってきて思うのは、服を大切にしたいということ。それは高いものでも安いものでも同じです。たとえば、白のTシャツ。一生同じものを着ることはもちろんありませんが、着古してもまた新しいものを買い替えるくらい愛せるものを選びたい。白Tの代名詞ともいえるヘインズの1枚は、〝プレミアムジャパンフィット“が最近のお気に入り。2枚パックの約2倍のお値段はしますが、ガンガン洗っても、ヘタリが少ない気がします。

村山佳世子さんが提案するプチプラファッション名品は無印良品の長袖カットソー

2. MUJI 無印良品の長袖カットソー

無印良品の長袖白Tは、タートルネックとクルーネックの2種類を愛用しています。肌触りが本当によくて、肌が敏感になりがちな冬の季節、ニットのインナーとして着るのに最適。毎年必ず、リピート買いしています。

村山佳世子さんが提案するプチプラファッション名品はユニクロのデザイナーズコラボアイテム

3. UNIQLO ユニクロのデザイナーズコラボアイテム

ロープラブランドではベーシックなものを探すことが多いのですが、ユニクロでは、デザイナーズブランドとのコラボアイテムを毎シーズン欠かさずチェックします。写真右はトーマス・マイヤーのシャツ、左はJ.W.アンダーソンのボーダートップス。「次はどのデザイナーと組むのかな?」とワクワクします。

村山佳世子さんが提案するプチプラファッション名品はコンバースのキャンバススニーカー

4. CONVERSE コンバースのキャンバススニーカー

いわゆる〝プチプラ“とは呼べないかもしれませんが、コンバースのキャンバススニーカーは私のワードローブには絶対必要な存在です。オールスターはハイカットとローカットを常備。白のジャックパーセルも、永遠に大好きなアイテムです。

【3】ファッション名品の楽しみ方3選

藍染めでまた新たな魅力を発見!「エルメスのカレ」でファッション名品を楽しむ

1. 藍染めでまた新たな魅力を発見!「エルメスのカレ」

知り合いのエディターさんが身につけていた藍染めのスカーフ。すごく素敵だったので、思わず「それどこの?」ときいたら、「これ実は、古いエルメスのカレを染め直したものなの」と教えてくれて。早速クローゼットを探してみたら、二十歳のころに背伸びして買ったカレが数枚、出てきました。どれも赤やゴールドなど、今の自分にはかなり派手(笑)。そのうちの2枚を選んで、染め直してもらったところ、これが大正解!

美しい藍の青にもともとの柄が浮き出て、独特の表情が生まれます。染め直すことで、いい具合にくたっと柔らかな肌触りになるのも、私好み。

思い出の1枚を、生まれ変わらせる楽しみ。大人の女性ならではの、おしゃれだと思います。ちなみに私がお願いしたのは、<a href="http://litmus.jp/">『LITMUS』</a>さん。すごく丁寧に仕上げてくださいます。

抜け感がくせになる「メゾン マルジェラのTabiシューズ」でファッション名品を楽しむ

2. この抜け感がくせになる「メゾン マルジェラのTabiシューズ」

もうずいぶん前から、マルジェラは大好きなブランド。エッジのきいたモードなデザインも素敵ですが、シンプル好きの私はもっぱらベーシックなお洋服を選んできました。ですから、つま先が割れた、文字通り「足袋」のようなTabiシリーズが出てきた時、「わ~すごい!」と思いながらも、すぐに飛びつくことはありませんでした。

でもそこに、このバレエシューズタイプとの出会い。迷わず白を買いました。いつものバレエシューズと同じ感覚で、いろんなコーディネートに合わせられます。でもそこに必ず、ちょっとした「遊び」が生まれる。この唯一無二の抜け感、Tabiシューズは「新しい名品」と言えそうです。

シンプル好きにこそおすすめ「ボルサリーノのフェルトハット」でファッション名品を楽しむ

3. シンプル好きにこそおすすめ「ボルサリーノのフェルトハット」

夏のハットは、強い日差しを防ぐための必需品。でも秋冬のハットはおしゃれのためにかぶるもの、シンプル派の私にとって、実は冒険アイテムです。

そこで見つけたのが、こちらのハット。ボルサリーノのフェルトハットは、言わずと知れた名品中の名品ですが、リボンテープがないとよりシンプルな印象で、個人的にはハードルが下がる感じがします。ロングコートに合わせるとちょっと大げさになってしまうので、ちょうど今くらいの時季に、ロングカーディガンとパンツみたいな着こなしに、さりげなく合わせるのが素敵です。

【4】大人の隠れ名品3選

スタイリスト村山佳世子さんがお気に入りの隠れた名品は「もとまちユニオン」の小さなエコバッグ

1. 「もとまちユニオン」の小さなエコバッグ

エコバッグは好きで、海外のスーパーで気に入ったものを見つけるとついつい買ってしまいます。その中で最近特にお気に入りなのが、老舗スーパー「もとまちユニオン」のミニサイズの布バッグ。数年前、仲良しのライターさんがプレゼントしてくれました。

デザインのおしゃれさと、そしてこの小ささ(高さ23cm×幅18cm×マチ10cm)が、なんともかわいい。お休みの日には、長財布と手帳とリップを入れて、これ一つ持ってお出かけすることも。10月に出版したスタイルブックでも、ちょこちょこ、このバッグを登場させています。実はいろんな着こなしに合って、ちょっとしたはずしになってくれるんです。

スタイリスト村山佳世子さんがお気に入りの隠れた名品は「日本野鳥の会」の折りたためる長靴

2. 「日本野鳥の会」の折りたためる長靴

雨の日の靴選びって、困りますよね。私はもともとメンズライクな革靴が好きで、お手入れもまめにやる方。靴を大事にしたいから、雨の日には革靴は絶対に履きません。小雨の時はスニーカーを履くことがほとんどですが、どしゃ降りの日に履けるレインブーツを探していました。

そんな時に、年下の子が教えてくれたのがこの長靴。「日本野鳥の会」のオリジナルで、すごく人気がある商品なのだとか。いろんなカラーがありますが、私はグレーを選びました。ブーツ感覚で履けるファッション性の高さに加えて、ゴム靴なのに軽くて柔らかく、1日中履いてても足が疲れないのがうれしい!くるくると折りたたむことができ、収納用の袋までついているので持ち運びも便利です。

スタイリスト村山佳世子さんがお気に入りの隠れた名品は「アスティエ・ド・ヴィラット」の小皿

3. 「アスティエ・ド・ヴィラット」の小皿

昔から集めている、「アスティエ・ド・ヴィラット」のうつわ。「隠れ名品」というにはあまりにも有名ですが…。日本であまり取り扱いがなかった頃は、パリやニューヨークに行くたびに、かわいいものを見つけては買って帰ったものです。

ファッションはシンプルでメンズライクなテイストが多い私ですが、レースやガラスなど、かわいい雑貨は大好き。アスティエもそのうちの一つです。かわいいけど、けっしてラブリーではない大人の甘さは、他ではちょっと見つかりません。

中でも気に入っているのが、小皿(上からコルベール、キャットディッシュ、アデライド)。玄関などに置いて、アクセサリーやちょっとしたものを乗せるトレイとして使っています。さりげないけれど、目に入るとちょっとうれしくなる、そんな存在です。

  • 村山佳世子(むらやま・かよこ)
  • 文化服装学院スタイリスト科卒業後、アシスタントを経てスタイリストデビュー。25年以上、集英社の雑誌を中心に第一線で活躍。高い審美眼とスタイリング力で、ファッション業界からの支持はもとより、多くのモデルからも絶大な信頼を得ている。Instagram:@stylist_murayama_kayoko
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