さてどんな春らしい世界が?と足を踏み入れると、会場はこんな雰囲気。実は「最後の晩餐」をイメージしているそう。ボッティチェッリ同様、イタリアの芸術が花開いたルネッサンス期の名作ですね。春だからといって、ただふんわり・ウキウキしているだけじゃないところが、またアディクションらしい。
真っ白なテーブルの上のお皿には、スイーツのように新色がディスプレイされていました。
シルキーだったりマットだったり。華やかな舞踏会のドレスを想わせる「ザ アイシャドウ」。限定6色、各¥2000。
花のように清楚なペールカラーから棘のあるダークトーンまで、女性の二面性を表現したような「ザ ネイルポリッシュ」。限定6色、各¥1800。
ルネッサンス絵画の女性の頰を彷彿させる、ふんわりとした血色トーンの「ザ ブラッシュ」(左)と「チークポリッシュ」(右)。澄んだ血色トーンは幸せ感チークにぴったり。いずれも限定4色、各¥2800。
リップは全9色。まさに“ファム ファタル”というべき深いブラッドピンクから、椿の花びらのようにふっくら艶やかなピンクまでラインナップ。「リップスティック ピュア」は新色が3色・限定6色、各¥2800。
これだけあれば無垢な幸せ顔もちょいワル顔も、毎日ガラッと違うイメージを演出できそう。とはいえ、どう組み合わせたらいい?と迷うかもしれません。でも、リップひとつとっても、カメリアピンクにコーラルピンク、ブラッドピンク……と、根底にあるテーマは「ピンク」なんです。だから、気になる色を自由に選びとって大丈夫。
私が気になった組み合わせは……目もとは【Blood Moon】、口もとは今回のコレクションテーマを冠した【Fake Romance】。このアイシャドウ、こっくりボルドーに見えますが、まぶたにのせるととってもシックなピンク! 指を使ってアイホールまでぼかすと、夜空に浮かぶ赤い月のように暖かみのあるグラデーションが生まれて、ドラマティックな色香が。若者には使いこなせないですよ、コレ。大人のまぶたにこそ似合う1色です。
で、リップはちょっぴり引き算を。ベージュニュアンスのピンクですが、ゴールドのパールが効いていて唇のシワを忘れるなめらかな仕上がり。ふっくら無垢な感じが、目もとの吸い込まれそうな深さを引き立ててくれます。
いかがでしたか? アディクションの春夏コレクションは2019年1月4日(金)発売。ほとんど限定色なので、お早めにチェックしてくださいね。
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。