チューリップバブル期と呼ばれた当時の熱狂と秘めた恋愛を描いている。
手元に球根もまだないのに1週間で2倍3倍になっていく球根の値段。
ものによっては家が買えるくらいの値段にも高騰したらしく、市井の民が投資に夢中になり破滅していく。
夫婦の肖像画を頼んだ若手画家との出会いで人生が変わっていく。
二人の恋愛を成就させる、その方法がもうハラハラドキドキで緊張した。
今の時代では考えられない、成立しえない方法だが、当時のオランダならなくはないのか。と妙な納得。
商売っ気がある俗っぽい感じがとてもうまい。
天気の悪い曇った寒い日に観たい映画ですね!なんじゃそりゃ。