私が教えます!
ヘア&メイクアップアーティスト 岡野瑞恵さん
目、唇、頰。均等バランスがセンスの決め手
まとえば誰でも女っぽく。そのうえ知的さやミステリアスなムードも醸し出せるのがカシスモーヴ。「青みが入った色を日本人の黄み肌に合わせると洗練されて見えるんですよ。肌がくすみそうでくすまない、ちょうどいいかげんになじんで上品顔に」と岡野さん。目もとはカシスモーヴを中心としたグラデーションでしっとりと。リップはマット質感を選んで、ふっくら描き、チークで高揚感を。「目もと、口もと、頰とすべてが同程度の強さで、ほどよく寄り添っているほうがキレイ。特にチークが浮きすぎると昔っぽくなるので注意」。優しいけれど、一筋縄ではいかない……そんな一面を感じさせてこそアラフォーの魅力全開!
[カシスモーブ]
カシスを連想させる赤系パープル。肌なじみを上げる赤みトーン、透明感を出す青みトーンが混じっていて、美肌度が高い。ただし青っぽすぎる色は不健康なので避けて
こんな時にはカシスモーブ
☆定番服に今年っぽさを加えたい時に
☆ブラウンやカーキ系のファッションに
☆ニットなどカジュアルな服にも
\目、頬、唇は同じくらいの強さに/
【使用アイテム&HOW TO ワントーンメイク】
【EYE】
カシスモーヴ(左から3 番目)を黒目の上から周囲に広げる。ベージュ(左から2 番目)をアイホールに、淡ベージュ(一番左)を上まぶた全体に。パープルブラウン(一番右)をキワに入れ、黒のリキッドラインを引く。カシスモーヴを下まぶた全体に細く入れ、ベージュでぼかす。
【LIP】
カシスモーヴの口紅を唇がふっくら見えるように塗る。
【CHEEK】
カシス色を頰の高い部分から外側にふわっとのせる。