トークコーナーでは、役者になったきっかけが、初めての日本、沖縄ロケで出演したMVを見た監督からのオファーだったことなどを明かし、映画の撮影エピソードでは、「時代劇だったため、重い鎧をつけて一日中馬に乗っていた日もあって、早く降りたいと思ったこともありました」「楽して稼いでいるんじゃないか、と幼馴染に言われたりしていたんですが、映画を観て、本当に大変なんだね、って言われました(笑)」と語ったり。
中学生の頃バスケット選手を夢見ていたけれど、怪我で挫折。身長はそのバスケットのおかげで伸びたようです、と言い、一年生の頃158センチだったのが、卒業する頃には184センチに伸びていたそうです!また、好きな日本食はラーメン、ハイボール、生ビール。好きな色は、”暗い系統の色”で、黒、グレー、グリーンだそうです。そして、ストレス解消法は「3つあって、”ひとつめ(日本語)”はゲーム、”ふたつめ”は寝転んで天井を見てぼーっとする、”みっつめ”は散歩をする」。ゲームは準プロゲーマー並みらしく、「僕はバトルグラウンドというゲームで、アジアで1500位なんです、すごく誇らしいです」と自慢していました。
「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」で共演した親友で俳優ジスさんからの応援ビデオメッセージもあり、「ジスとは、あ、BLACKPINKのジスじゃなくて(笑)、俳優のジスとは、さっきも出れなかったけど電話があったり、毎日連絡を取り合う仲なんですが、”僕も機会があったら日本でファンミーティングがしたい”って、応援メッセージなのに自分のPRしてましたよね(笑)!?」と突っ込みを入れていました。それから、ジュヒョクさんのオススメのソウルの美味しい店は、イテウォンのベトナム料理だそうで、気になります!
また、幕間に流れた東京でのオフタイムの映像が洒落ていて秀逸で、さすがBIGBANG、WINNER、iKON、BLACKPINK、俳優ではチェ・ジウさん、カン・ドンウォンさんらが所属する大手芸能事務所、YG ENTERTAINMENT。映像からは、お化け屋敷で絶叫、怖がりがすぎるジュヒョクさんの素顔がうかがえました。彼が客席に降りて来てファンの質問に答えるコーナー、ファンのために選んだプレゼントありのゲーム、フォトタイムなど内容の濃い時間はあっという間に過ぎてしまいました。終始ファン思いの彼らしい温かさ溢れる、すてきなイベントでした。来年3月には、大阪でのイベント開催も決定したそうなので、要チェックです!
イベント翌日、役者としての強みはどんなところにあると思いますか、と伺うと「常に成長しているところ、自分に厳しいところ、まだまだですが、ずっと努力し続けることができることです」と、迷うことなく答えてくれました。失敗を恐れず、むしろ糧にしながら邁進する、スポーツ選手を目指していた彼ならではの答え。映画で共演し、皆が憧れる理由がわかった、という、チョ・インソンさんのように、演技はもちろん、現場で常に周りに寂しい人がいないかなど、気を配れる役者になりたいとも。これからますます注目の、そして伸び盛りの24歳の俳優さんです。
桂まり●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「専門外ではありますが、泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します!