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ポスターの 『いざ「視神経の冒険へ」』 のタイトルに惹かれて。

国立新美術館で開催中のオルセー美術館特別企画「ピエール・ボナール展」に行って来ました。
ポスターの
『いざ「視神経の冒険へ」』
の文字、職業柄、とっても気になる!!

これは行くしかない、と東山魁夷展の後、駆け足で行って来ました。

ピエール・ボナール(1867‐1947年)は、19世紀末のナビ派に分類されるフランスの画家です。
浮世絵などの日本美術の影響を強く受け、「日本かぶれのナビ」と呼ばれていました。

オルセー美術館のコレクションを中心に油彩、素描、版画や挿絵本、写真など130点を超える作品が展示されていました。

約30点が初来日作品です。
ポスターの  『いざ「視神経の冒険へ」』  のタイトルに惹かれて。_1_1
解説によると

【20世紀に入ると、目にした光景の印象をいかに絵画化するかという「視神経の冒険」に身を投じ、鮮烈な色彩の絵画を多数生み出します。

目がとらえた形や色がものとして意味をなす以前の「なまの見かた」を絵にする試みを、ボナールは手帖に「絵画、つまり視神経の冒険の転写」と書きつけています。】

うーん、言葉にすると難しい。

私達の目は、見るもの全てをそのまま、ありのまま認識しているわけではありません。

目から入ってきた光の情報は網膜から視神経を通り、脳に伝達され、はじめて何らかの映像と認識します。
つまり、見ているものは『目ではなく脳』ということになり、周りの情報や経験から、脳が勝手に予測することで、ないものが見えたり、あるものが見えなかったりしてしまうのです。
なので、今まで経験のない物を見ると違和感を抱きます。

ボナールの描く絵は、構図の取り方、色彩の使い方による遠近感の表現方法が、多くの画家の描き方と違い、近影で観ると少し不思議な感じがします。

それが、少し離れて大きく絵の全体像を観てみると、違和感なくストーリーが伝わってきます。
これが、「視神経の冒険」なのだと思います。

見ることのプロセスを絵画化した「視神経の冒険」、ぜひ体感してみてください。
ポスターの  『いざ「視神経の冒険へ」』  のタイトルに惹かれて。_1_2
ボナールの作品の多くが、明るく、色彩豊かで観るだけで楽しくなります。
可愛い動物の絵も癒されます。

「ピエール・ボナール展」は12月17日までです。

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