さらにバスで北上して、丹陽八景のふたつ、南漢河の嶋漂三峰と石門を観光。「おお!最近観た時代劇ドラマ「六龍が飛ぶ」の!」と今年観た時代劇ではイチオシなので、ひとりで盛り上がりました。
鄭道伝(チョン・ドジョン)の故郷で、三峰先生と呼ばれるのもこの岩の伝説からだそう。月の綺麗な夜、丹陽での夕食は「トルチプシクタン」のゴンドゥレ飯(高麗アザミナムルご飯)定食。トッカルビやポッサム、トドッ(ツルニンジン)のほか、ニンニクが名産なだけに、パンチャン(おかず)にニンニクもたくさん並びました。マッコリも美味!!宿は丹陽大明リゾート。家族で週末を過ごす方が多く、紅葉の季節でにぎわっていました。
翌朝、空気が綺麗なことで知られる、江原道洪川の「ヒーリアンス・仙(ソン)・マウル」へ。著名な精神科医師のイ・シヒョン博士が海抜250メートルというのが長寿に最適ということで、ストレスを和らげる、ヒーリング村をこの地にオープンしました。長期滞在する方が多いそうです。この日は、ランチとボディスキャン瞑想、オリジナルの松の木でできたプロップセラピーという器具を使ったストレッチクラスを体験。レストランのテーブルには、30分の砂時計が用意されていて、30分以上かけて食事をすることを奨励。食事は季節のフルーツからスタートします。この日はみずみずしい梨。減塩、甘味はハチミツを使うなど、野菜たっぷりのメニューが並び、メセンイ(アオノリの一種)と牡蠣のスープ、サラダ、五穀米などをいただきました。心身を休めるために、施設内では携帯電話は禁止、ビジネスセンター以外ではパソコンも禁止です。この静かな山のリゾートからソウルへは、1時間半ほどで到着しました。