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ふっくらはまぐりと、ほろ苦せりのワイン蒸しをオーストリアワインと一緒に【平野由希子のおつまみレシピ #43】

2月はオーストリアワインに合うおつまみレシピを3回に分けてご紹介。1回目は、はまぐりとせりのワイン蒸し
【今月のお酒】オーストリア白ワイン
オーストリア白ワイン
(右)ヴィーニンガー
(左)マインクラング グリューナーフェルトリーナー
(右)ウィーンの伝統的なワイン、ゲミシュターサッツ(混 植混醸)を高品質なものとして復興させた生産者。混植混醸とはさまざまな品種のぶどうを同時期に収穫し、同時に醸造する手法。ぶどう品種の個性によらないテロワールの表現。酸と硬質なミネラルがすばらしい白ワイン。750㎖¥3,000(希望小売価格)/ヘレンベルガー・ホーフ  

(左)ビオディナミ農法による有機ぶどう栽培者。グリューナーフェルトリーナーはオーストリアの代表的な白ぶどう品種。さわやかで調和のとれた酸味はミネラルが感じられ、口当たりもいい。繊細なアロマが心地よく、魚料理によく合う。7
50㎖¥2,400(希望小売価格)/徳岡
早春は貝がおいしくなる季節。「ふっくらしたはまぐりと、ほろ苦いせりを合わせてワイン蒸しに。これにはオーストリアワインの白がおすすめ! すっきりきれいな味わいで和食にも合い、ミネラル感もたっぷりです。ワイン蒸しに使うワインは飲むワインと同じにすると、ペアリングしやすいですね。はまぐりは加熱しすぎると身が縮んでしまうので、口が開いたら火を止めて。後は余熱で十分です。ジューシーなはまぐりのうま味を引き立てるのは、隠し味のアンチョビ。ほんの少し加えるだけで味に深みが出ます」
【レシピ】はまぐりとせりのワイン蒸し

【材料(2人分)

はまぐり…400g
せり…1/2束
アンチョビ…1枚
白ワイン…50㎖
オリーブオイル・こしょう…各適量

オーストリア白ワインに合うおつまみ 焼きそば

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ふっくらはまぐりと、ほろ苦せりのワイン蒸しをオーストリアワインと一緒に【平野由希子のおつまみレシピ #43】_1_2-2

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【POINT】
アンチョビははまぐりと一緒に炒めてワイン蒸しにすると、コクのある味わいに。みじん切りにすると味がなじみやすい

【作り方】
①はまぐりは塩水(分量外)につけて砂抜きをし、流水で水洗いする。せりはザク切り、アンチョビはみじん切りにする。

②鍋にオリーブオイル大さじ2を熱し、はまぐり、アンチョビを入れて炒め、白ワインを加えてひと煮立ちさせる。せりを加えてふたをし、はまぐりの口が開くまで加熱する。

③仕上げにオリーブオイル少々を回しかけ、こしょうをふる。

次回は2月16日(土)19時半更新予定。お楽しみに。
  • 平野由希子
  • 料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ、フランス農事功労章シュヴァリエを叙勲。ワインバー「8 huit.」オーナー。フレンチをベースにしたおしゃれな料理とワインのペアリングを学ぶ、少人数制の料理教室「cuisine et vin」を主宰。詳細はホームページで。https://www.yukikohirano.com/
撮影/邑口京一郎 スタイリスト/駒井京子 取材・文/海出正子 

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