そもそもアンガーマネージメントとはなんぞやっと思われる方もいらっしゃるかもしれないので、簡単にご説明させてください。
いらいらや怒りを自ら管理し、適切な問題解決やコミュニケーションに結びつける心理技術のことです。
私の周りでもなかなか上手く付き合えないと声を聞くので、今回はアンガーマネージメントのおはなし。
斯く言う私も、アンガーマネージメントがうまくできていない。
40代になるとライフスタイルが違えど、まだまだ自分ではコントロールできない事が沢山ある。わたしの場合だとお仕事。
人から、きよさんって怒らなさそう…ってよく言われ、基本はあまり怒らないタイプ。
だがわたしも人間だし、女。
時にはホルモンの影響で気分が変わることもある。
これは会社での出来事。
ここ数年、入社した子たちに教える機会が多々ある。人に教えることは嫌いではないが、毎回自分のアンガーマネージメントのなさに呆れてしまってる。
相手に期待している分成果がでないとこちらもガッカリして、最終的には悲しさと怒りになってしまう。
もちろん相手が悪いわけではなく、私の知識不足やコミュニケーション能力のなさにも原因があるんだとおもう。
また入社する子たちは、自分と10歳も離れた子や、帰国子女の子ばかりだ。私も海外生活が4年ほどあり、物事をストレートに言う方だが、彼らの自己主張には敵わない時もある。
しっかりしなくちゃ、わたし。
そこでアンガーマネージメントをコントロールできるように日々努力している。
まず、怒ることとはどう言うことか。
それは自己中心的なものからくるらしい。
相手に対して自分の価値観と違ったり、思い通りにならない事から怒りがくるのだとか。
ん〜ごもっとも。
他の種類の怒りもあって’不安や悲しみ’などの第一感情が裏にあって、他のイライラが重なり怒りとなるケース。
こちらは第一感情とこまめに向き合っていくことで解消し、怒りも軽減される。
では自己中心的なことからくる怒りの対処法。
ここ半年で経験した’怒り’を書き出してみる。
それに対する点数を1〜10つける。怒りが多い方が10点ね。
コップに溢れそうな水がたくさん入っているとしよう。そこに怒りという滴が溜まっていくと水が溢れコントロールが難しい状態になる。
今後7以上の点数の時は、水が溢れやすくなるので相手に自分の気持ちを明確に伝える。でも怒りを感じてから必ず6秒待って心を落ち着け、冷静に伝える。
それ以下の点数の場合はイライラするけど許容範囲のものなので、自分の中でしまっておく。
対人と接していると必ずストレスや怒りはある。時々家族にもあるぐらいだもの。
そこで、寝る時にコップ一杯の水が入っていたとしても、翌日には半分より少ない水になるようにリセットしておきたい。
リセット方法も大好きな人と一緒に過ごす、お友達とたわいもないお話をして大笑いをする、美味しいものを食べるなど。今週はコペンハーゲンファッションウィークを観ることがわたしにとってリセットでした〜(素敵なコレクションばかり〜♪)
もし相手との都合が合わない時は、今までで一番嬉しかったことを思い出す。それだけでも嬉しい気分になりリフレッシュできると思います。
様々なステージにいらっしゃるみなさんも色々な怒りがあるかもしれないけど、翌日にはコップ半分になるような解消法を是非見つけて、怒りとうまく付き合っていきましょ。