雪組 早霧せいなさんのお気に入り「スーパー歌舞伎『ワンピース』」【宝塚スターのマイフェイバリット】

夢の舞台に立ち続ける男役スターたち。彼女たちの「今のお気に入り」を通じて、その素顔を少し、拝見!
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スーパー歌舞伎『ワンピース』

スーパー歌舞伎の理屈抜きのおもしろさに新たな勇気をもらいました

無言のまま娘役と見つめ合っている姿だけで、もう物語の世界が広がる。胸に濃く刻まれる舞台を見せてくれる雪組のトップスターだ。端正な美貌の人でありながら、さわやかなリーダーシップで組を率いる“男前”なところも魅力的。

 トップ就任以降、全力疾走の続く日々にもかかわらず、ますますパワフルなのは何か秘けつでも?
「最近、カレーをよく食べています。子供のころから、カレーはお手軽料理の代表という感じで(笑)、そんなに食べたいと思ったことはなかったのですが、去年、ふと食べたくなって食べてみたら、すごくおいしかったんです。お肉も野菜もとれるし、体も温まるし、これは奥の深い、体にいい食べ物だ! と見直しました(笑)。実際、カレーを食べると、疲労回復が早い気がします」
さて、そんな早霧さんが最近感動したマイ・フェイバリットは、スーパー歌舞伎の『ワンピース』。
「原作の漫画『ワンピース』を読んでいなかったので、ストーリーについていけるかなと心配だったのですが、幕が開いたとたん、そんなことは吹っ飛びました(笑)。理屈抜きのおもしろさなんです。市川猿之助さんが主役のルフィと海賊の女帝ハンコックを早替わりするんですけど、その早さと役と役のギャップの見事さにびっくりしました」
 舞台のダイナミックな演出も興奮の連続だったそう。
「ルフィが客席の上をたっぷりフライングするシーンや、突然、滝が現れて、水しぶきを浴びながらの立ち回りのシーンはさすが歌舞伎ならではのかっこよさ、と思いつつ、今後宝塚でもありうるかも……と想像したりしました(笑)」
客席側で舞台を観ることで得た刺激とエネルギーは大きい。
「歌舞伎で男性が女性を演じる時、化粧も芝居も思いきり誇張するけど、それが成り立つのが“舞台の魔法”。“まるごと楽しんでください!”というパワーがストレートに伝わるから客席も一体になって楽しめるんですよね。舞台ってやっぱりいいなぁ、自分もこの仕事に携われてうれしいなと胸が熱くなりました。私もこれからもっと思いきりやるぞ!  という勇気ももらえました」
Profile
さぎり・せいな
2001年、宙組に配属。09年に雪組に組替え。14年、雪組トップスターに就任。主な主演作に『伯爵令嬢』『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』『星逢一夜』『るろうに剣心』など



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©宝塚歌劇団

タカラヅカ・シネマティック『ローマの休日』

世紀を超えて愛される史上最高のラブストーリー、映画『ローマの休日』をミュージカル化。イタリアのローマを舞台に新聞記者ジョーとヨーロッパ各国を歴訪中のアン王女とのつかの間の恋を描く。
主演:早霧せいな 咲妃みゆ
6/25〜7/10:赤坂ACTシアター
7/30~8/15:梅田芸術劇場メインホール

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