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月組・朝美 絢さんのお気に入り「下北沢散歩」【宝塚スターのマイフェイバリット】

夢の舞台に立ち続ける男役スターたち。彼女たちの「今のお気に入り」を通じて、その素顔を少し、拝見!
月組・朝美 絢さんのお気に入り「下北沢散歩」【宝塚スターのマイフェイバリット】_1_1

「下北沢散歩」

お店も人も劇場も個性的。 “入り混じり感”が 下北沢の魅力です

 登場すると、その場がパッとカラフルになる。吸い込まれそうな澄んだ瞳や、重力を感じさせない身軽な動きはファンタジーから抜け出した人物のよう。新しい男役像がここから広がりそうな、観る人をワクワクさせるスターだ。
 それにしても、至近距離で見る肌の透明感は格別。何か秘けつが?「“酵素で洗う”(ローズセボンの香り)という入浴剤を使っています。酵素のおかげでしょうか、肌がすべすべになった気がします。ローズの香りにも癒されます。稽古中は覚えることがいっぱいあって、頭がヘトヘトになります。公演中は稽古したことを出しきって、さらに日々、いい舞台にするには、やはり体力勝負。いかに疲れを残さないかが大事なとなので、毎日、30分以上、ゆったりとバスタブにつかっています」

 そんな朝美さんの最近のマイ・フェイバリットは東京の下北沢。休日になると訪れたくなる街なのだそう。
「商店街の奥が深くて、いろんなお店が入り混じってるのがおもしろいんです。おしゃれな雑貨屋さんがこんなところに!?とか、偶然の発見があります。街を歩いている人たちも個性的な人が多くて、人間観察が楽しいんです。あの人はお芝居関係の人だな、とか、今の自転車の人、ミュージシャンに違いない、とか勝手に職業を推測してます(笑)」

 下北沢は、劇場がいくつもある演劇の街でもある。
「本多劇場などにお芝居を観にいくこともあります。宝塚とは異なる雰囲気なのですが、そこが逆に新鮮で。シリアスなものもあれば、ひたすらギャグを連発するような芝居もあって、下北沢の街のように、“なんでもあり”。演劇ってこういうこともできるのだな、とイメージが広がる楽しさがあります」

 そして、朝美さん自身は宝塚の男役として“さらに成長したい”という思いが強くなるこのごろ。
「漠然と成長を目ざすというより、例えば、歌う曲のこの一音を徹底的に鍛えるとか、この動きが自然にできる体の使い方を習得するなど、毎公演ごとに具体的で細かい目標をいくつも設定しています。意識して鍛えたことがトータルにつながって、自分らしさになればと思います」
Profile
あさみ・じゅん
神奈川県出身。2009年、月組に配属。主な出演作に『PUCK』『舞音―MANON-』『A-EN』『NOBUNAGA〈信長〉―下天の夢―』『アーサー王伝説』など。来年5 月末に雪組に組替えを控える



Next Stage!
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©宝塚歌劇団

★ザ・ミュージカル『グランドホテル』

モン・パリ誕生90周年 レヴューロマン 『カルーセル輪ロンド舞曲』

1928年のベルリンを舞台に、高級ホテルを訪れた人々が一日半のうちに繰り広げるさまざまな人間模様を描く。主演:珠城りょう 愛希れいか 朝美さんはラファエラ・オッタニオ(役替わり)、エリック(役替わり)で出演。
2017年1/1~30:宝塚大劇場
2/21~3/26:東京宝塚劇場

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