そこで目的のモノ探しに行ったと思ったら想定外の1冊(数冊)と出会えたり
考えが整理されたり
決意できたり、わくわくしたり。
そんな数々の刺激をもらえる場所です。
『妻のトリセツ』
タイトルから既に目を惹かれます。
いつもの様に向かった本屋さんで
あ黒川さんの新刊なんだ、と手に取った一冊。
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こちらは、妻のトリセツの前編ともとれる同じく黒川伊保子さん著書の「夫婦脳」
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黒川伊保子さん。こんなに可愛らしい女性なんだー!と更にすきになってしまった、略歴のお写真☆
脳科学の視点から男女間の違いが柔らかい語り口調でわかりやすく綴られていて、一気にファンになってしまいました。
以来、数冊の黒川さんの本を持っているのですが、今こうして話題になっていると…
『以前から知ってました!』
と言いたいのがファン心理というもの。
お許し下さい(*^^*ゞ
なぜこうなってしまうのか問題
が明解になること間違いなし。
脳科学的な男女の差は、男女の右左脳の連携の差に始まります。
これは、右左脳を繋げている脳梁と呼ばれる部分の太さの差。女性は男性に比べて約20%脳梁が太いのだそうです。
今起きている一つの出来事から、『あの時だって…』と既に何(十)年前の事をまるで昨日の事かのように話せてしまう女性脳。
男性側からすると、とても理不尽な事なのだけど、これは、女性脳の標準装備による働きによるものなのだそう。
でも、これは、
なじる人は傷ついている。
怒りは期待の裏返し。
によるものなので、これがあるうちは、まだ『一緒に生活する気がある』事なのだそう。だから、ここで、男性はどうするべきか、などが具体的に書かれている訳なのです。
『心と裏腹な妻の言葉』。
一部をピックアップすると、
『何でもない』
は→私、怒ってるんですけど?
『1人にして』
は→この状況で本当に1人にしたら絶対に許さない。
これ、本当におもしろい。
男性は言葉をそのままとるので、『何でもないなら、いいか』とか、『1人になりたいなら、そうさせておかないと』と解読してしまうと大失敗になるわけです。
男性相手だと難しい、と理解しているため、私は、家の男性陣には素直にしてほしい事を伝えることにしています。
例えば、つけっぱなしだったものを消して欲しい時、
女同士なら「つけっぱなしだったよ(だから消しておいて~)」と一声かければ、「あ、ごめんごめん」と何でもないことでも、
男性にこの言い方は責められているように感じてしまうのだそう。
そのため、こんな時男性相手には、
「消しておいてね」
としてほしい事のみを伝えます。
すると、「あ、そっか、ごめん」といやな顔せず、してほしい事をしてくれます(女性側の目的が果たせます)。
狭い範囲の私調べですが、これ、パパ(主人)・息子・父へも有効でしたよ。
わたしたち女性が読んでもとても面白く、ためになると思います。
そういえば私、父親にすごく似てると母に言われたり(自分でもたまに思う…)、
周りの女友達に比べて気が利かないとか、女性として何か足りない気がする、の部分は、もしかして脳梁の太さが平均に達していないのが原因なのでは…?と真剣に思ったり(私自身のごく個人的な感想の一部です^^;)
そして、わたしたちアラフォー世代の親達へも。
現役を引退し、夫婦で過ごす時間が多くなる時期。
心配には及ばず、穏やかに何十年振りの2人の時間を楽しんでいるかも知れませんが、改めて妻/夫の違いや戦略法?を笑いながら読んで欲しいなと思い、両親へ贈りたいと思っています。
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最近、ミル付きのコーヒーメーカーを購入
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夫婦でコーヒーでも飲みながら、読んでもらおうと思います
楽しく読んで、読後更に楽しくいい関係を築けるに違いないこの一冊を推薦図書として、ここに記します。
それでは、またです。