徳原文子
ONE-PIECE
花柄ワンピース
Tokuhara's POINT!
「面積が大きくなるワンピースはよりシックな色みを選択。遠目だと無地に見えるくらいの小花柄がちょうどいい」
TOPS
花柄トップス
Tokuhara's POINT!
「トップスは面積を調節しやすい柔らかな素材のものがベター。ウエストをインしたり、上にはおったり、甘さを微調整して」
SKIRT
花柄スカート
Tokuhara's POINT!
「着映えするイレギュラーヘムは黒×寒色系ならほどよい甘さに。とろみ素材ならほっこりせずきれいめにはけます」
CAUTION! ここには注意!
・ランダム柄や部分柄はチープに見える危険が
・花の種類がはっきりわかる柄は避けるが無難
着やすいのは「総柄、黒ベース」。でも「好き」の感覚も大事にして!
職業柄いろいろな“柄”と向き合いますが、個人的にはボーダーやストライプよりも、花柄を着ることが断然多いです。それはどんな柄よりもなじませやすいと思うから。今回、改めて“花柄”選びの基準を私なりに考えてみました。まずは遠目だと無地や生地の織柄のようにも見える密集した柄は合わせやすいこと。点々とした柄や部分柄よりも総柄のほうが高見えすること。幼く見えにくい黒ベースであること。そして一番は、その柄が好きであること! 柄が好みでないと結局は着なくなってしまうから。少しでも引っかかるものがあるなら、買わないほうが賢明です。
逆に「これだ!」という花柄に出会えたら、それは運命。絶対的に地味にはならないし、小物などに気を遣わなくてもそれだけでコーディネートが決まるし、いいことだらけ。花柄自体が豊富にそろうこの春は、自分好みの一枚に出会える絶好のチャンスです。