週に1度、離婚調停を1日当たり10~20件担当するという、精神的にも肉体的にもハードな仕事ではありましたが、多岐にわたるケースに関わることができました。
そんな経験が活きているのか、最近、離婚事件のご依頼がとても多く、自治体などで離婚について講演する機会も増えてきました。
先日は、興味深いトークライブのご依頼があり、マリソル読者の皆様にも役立つかも、と思ったので、その様子を少しご紹介します。
そして、モデレーターとして、私も連載やご著書を愛読している婚活ライターの大宮冬洋さんもご登場。
会場からのご質問も絶えず、内容はかなり濃いものになりました。
ちなみに参加者は9割女性!
必ずしも離婚当事者の方ばかりではなく、むしろ独身の方も多かったですが、皆さん真剣です。
・離婚を考えている人が、あらかじめやっておくべきこととは?
・良い弁護士を見つけるには?
・いまの日本の夫婦関係、何が問題?
・ズバリ、離婚しやすい人の属性とは?
・離婚の子どもへの影響
・DVの被害にあった人はどうすれば?
確かに、離婚するというだけで強いストレスを感じる上、家族や友人知人からの良かれと思っての一言が、グサッと刺さってしまったりするんですよね。
私はあくまで法律家にすぎず、心の専門家ではないですが、依頼者さんの心のケアに関しても、これまで以上に気をつけていかなければ、と改めて思いました。
皆様も、ご自身や身近な方に離婚問題が起きた場合、表面上は大丈夫そうに見えても、心の底で大きなダメージを受けている、ということを忘れずに、心のケアも大事にして下さいね。