Dr.Takako 貴子先生
「患者さんに崩れた顔を見せない。それも、仕事の一貫です」
セミマット肌とうるツヤリップを死守
「ツヤ肌やマットリップが流行しても、仕事柄、セミマット肌×うるツヤリップの〝王道メイク〟を貫いています。清潔感と女性らしさのある王道メイクは、幅広い年齢層の患者さんに受け入れてもらえるからです。そしてどんなに忙しくても、その王道メイクを崩さないのは当然のこと。〝仕事のうち〟だと考えています。診療が始まったら時間がないので、朝の時点で念入りに仕込んでおき、メイク直しは最小限に。『いつもきちんとしているわね』と患者さんに感じていただきたいと心がけています」
1 下地はあえての「3種盛り」
「下地の段階で、エアコンによる乾燥、紫外線、毛穴と、日中降りかかる難問のすべてを解決しておくと、肌は崩れません。それぞれに適した下地を使用するので、3種を重ね塗り」
2ファンデーションは上下別塗り
「崩れないファンデーションはのばしたそばからフィットするので、手早
く塗ることが肝心。使い捨てスポンジを使い、まずは額を完成。次に目か
ら下を、と上下別々に仕上げるとキレイです」
3眉じりは、消えないリキッドで
「眉じりをポリポリかくクセがあるらしく、しっかり描かないと消えてなくなってしまいます。消えにくいリキッドを使い、眉を再生させるように一本一本描き足します」
4目もとはケア効果も重視
「まつ毛はラッシュビスタで育毛しているので、毛先をカットするほど自まつ毛が長いんです。マスカラは根元につけるとにじみやすくなるので、途中から毛先へと塗ります」
5口紅の上にバームを重ねづけ
「患者さんはウルウルした唇に好感を覚えていただくようなので、口紅の上に必ずリップバームを重ねづけ。お茶を飲んでもバームだけが取れて口紅は残り、崩れたように見えません」
6チークはうっすらで取れにくく
「チークはしっかり発色させてしまうと、まだらになった時に目立つので、あえてうっすらぼかしています。血色カラーのチークを大きめのブラシでサッサッと横に払うように」