「プラズマ」。名前は知っているけれど、どんなモノなのかまったく理解していませんでした(多分、遠い昔に授業で学んだのを忘れているだけ)。で、何なのかというと、高圧・高気圧の状況下で気体がイオン化された状態を指すそうです。例えば稲妻やオーロラの発光、あれがプラズマ。昔から「雷の多い年は豊作になる」と言われますが、プラズマの刺激で発芽率がアップするなど、作物の成長に影響を与えるという研究論文も発表されているとか。そう、プラズマの閃光エネルギーは生き物の成長力をサポートする働きが期待できるんです!
そんなプラズマには温度別に種類があり、40℃前後の「低温プラズマ」は医療分野でも傷の治癒や殺菌(プラズマ技術を応用した空気清浄機、ありますね!)に用いられているそう。肌のあらゆる層にアプローチできることもあり、すでに美容医療分野でも引っ張りだこ。用途はニキビ・ニキビ跡治療、シミや毛穴治療、さらに!リフトアップ施術までオールマイティ。そんなプラズマでの自宅ケアを実現するのが、こちらのプラズマクル。さっそく試してみました!
プラズマクルには3つのモードが。左から、美容成分を肌に深く届ける「吸収」モード、肌の弾力性とハリを高める「整肌」モード、肌トラブルを鎮める「清浄」モード。私はまず「吸収」モードを選択。洗顔後のまっさらな肌に使います。
この白い端子部分からプラズマが。
使い方はとっても簡単。こんなふうに端子が肌に触れるか触れないか、ギリギリまで肌に寄せてすべらせるように動かします。すると時々、パチパチッと線香花火に似たかすかな音やオゾン臭が。鏡で見ると青い閃光が見えることも。ちょっとドキドキしますが、痛み等はありません。例えるなら、フォーム状の炭酸入り化粧水を使っているくらいの心地いい刺激。
1回3分で電源が落ちるのですが、気になる部分をさーっと網羅するにはちょうどいい感じ。その後は美容液をなじませれば、受け入れ態勢万全になった肌がグイグイ美容成分を引き込んでくれます。施術後の肌は浸透力が高まっているので、ノンパラベン・無着色・無香料の専用美容液リジュビエッセンス(80mL ¥3200)がおすすめ。サラッとしていて、これからの季節も使いやすい! ちなみに、もうひと押ししたかったら、美容液をなじませた後、中央の「整肌」モードで気になるところはプラズマの“おかわり”をしてもいいかも。
プラズマクルのすごいところは、とっても高いエネルギーでありながら医療レーザーのようなダウンタイムがないこと。そして、まぶたや喉ボトケなど、従来の美顔器ではNGのパーツまで使用できること! ちなみに、鼻の脇に私としてはめずらしく吹き出物ができていたのですが、「清浄」モードでケアした翌朝には跡形もなくなっていました。しかも、プラズマが肌にヒットすると老廃物など不要なものを叩き出してくれるらしい……。だからトーンアップもかなうとか。どこまで万能?そして恐るべし。
これは続けるのが楽しみ! 美容医療に興味はあるけど時間もコストも……と二の足を踏んでいる方、ぜひお試しあれ。
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。