通常の美術館は原画を飾っていますが、この美術館はポカリスエットで有名な大塚製薬のグループ会社である大塚オーミ陶業の陶板印刷の技術を使って、本物を実物大で再現した絵画や空間が展示されています。
本物を見たくてもなかなか海外へは行けないのが実情。
この美術館では古代から現代までの著名な芸術品を網羅的に鑑賞することができます。
西洋美術史を勉強するにもとても良い場所であり、ここで気に入った芸術品をチェックしていつか本物を見に行くというのも楽しいと思います。
9:30~17:00まで開館していましたが、私は11:30頃に到着し、閉館の17:00まで鑑賞。途中1時間休憩しつつ、トータル4時間半くらいで地下3階~地上2階まで見学しました。
1000点以上展示があるので、まずは自分が興味のあるものを絞り、時間の配分に強弱をつけて見るのが良いかもしれません。(全部見ようとすると疲れてしまうし、集中力が続かない)
私はバロックとルネサンスを重点的に鑑賞し、時間の配分を調整しました。
気になる絵とタイトルを写真におさめ、今後どの美術館に行くか検討する材料にしました。(フラッシュや三脚を使わなければ、館内は撮影OKです)
こないだの年末のNHK紅白歌合戦で米津玄師さんが「lemon」を熱唱していたのが大塚国際美術館のシスティーナ礼拝堂。
羽田空港から徳島阿波踊り空港まで1時間弱、空港からバスで約40分で大塚国際美術館近くまで行けるので、車がなくても楽しむことができると思います。(バスの本数は限られているので、事前に時刻表のチェックをおすすめします)
近くには鳴門の渦潮を見ることができる観光船も出ているので、時間があれば渦潮を見ることもおすすめです。