軽井沢の個展に足を運んで以来、
ファンの1人となってしまった、
現代アーティストの小松美羽さん。
元々、
我が地元島根の 出雲大社に、
「新・風土記」という作品を奉納されたことが話題になった当時からとても気になっていて、
一度近くで作品を観てみたい!!
と思っていた方。
最近では、昨年誕生した
ディオールの新フレグランス コレクション「メゾン クリスチャン ディオール」
"SAKURA"のアンバサダーに就任されたりと、活躍の場がどんどん広がっていて、
目を見張るばかりです。
昨年軽井沢ニューアートミュージアムで開催された、
"The World of Prayer" MIWA KOMATSU 小松美羽 〜祈り〜"
ライブパフォーマンス作品を含む
日本未発表の作品が一堂に集結し、
100点近くの作品を観ることができる貴重な個展でした。
ただ、私はこの個展で後悔したことがあります。
小さな娘と軽井沢にいったのですが、このとき娘をアウトレットに留守番させてしまったのです。
後悔した理由は・・・
開催初日、
本人によるライブペイントが行われました。
真っ白で大きなキャンバスに、
色彩豊かな点や線だけが力強く描かれ、はじめ、何を描いているのかさっぱりわかりませんでした。
でも数十分後にはそれらが徐々に形を見せ始め、
「神獣」を描いていることが最後にわかりました。
本やWEBでは見たことあったのですが・・・キャンバスの上の、生まれたての神獣を生で見れるとは。
私が思う死生観は暗いイメージで捉えていましたが
小松美羽さんが描いた死生観は
カラフルな色彩と豊かな表現であらわされていました。
暗いイメージは払拭され、
むしろ神秘的で見るほどに惹き込まれてしまいます。
大人でも作品を観て神秘的と感じるのですから、
色に興味がある娘が実物を見たら、どんな反応をしただろう?
死生観やアートといった難しいことはわからなくても、
必ず興味を持ってじーっと眺めていたに違いないと…
思えば思うほど、
アウトレットにお留守番させたことを後悔しました。
実際、軽井沢の個展では、
家族連れも多く
お子さん達も楽しそうにしていたのが印象的でした。
家族みんなで楽しく鑑賞出来るとはまさに理想。
アートを見て、感受性が豊かになるのは、
大人も子供もきっと一緒だと思います。
次回、軽井沢のような個展があったら、今度は後悔しないように娘も必ず連れて行きたいと思いました。
お子さんを色やアートに触れさせたいたいなぁと思われた時、
小松美羽さんのライブペイントや作品はおススメですよ!