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短い旬を逃さないで!初夏に出回る実山椒を和の香りのパスタで【平野由希子のおつまみレシピ #53】

5月は日本ワインに合うおつまみレシピを3回に分けてご紹介。2回目は実山椒とじゃこ、枝豆のパスタ
【今月のお酒】日本ワイン
日本ワイン

(右)丹波ワイン てぐみ デラウェア 2018

(左)清澄白河フジマル醸造所 テーブルトップ デラウェア

(右)京都府京丹波町にあるワイナリー。デラウェアを用い、酸化防止剤をいっさい使用せず、無濾過、生詰め。ぶどうそのものの香りに、白桃やりんご、柑橘系などの果実香がたっぷり。ほんのり濁り、炭酸ガスを感じる軽くて飲みやすい辛口白ワイン(2018年vintageは完売。2019年生産予定)。750 ㎖¥1,500(希望小売価格)/丹波ワイン  

(左)東京下町の住宅街にあり、テイスティングルームとレストランを併設する都市型ワイナリー。山形県産デラウェア。フレッシュな酸と甘い香りを生かした白ワイン。パイナップルやバナナといったトロピカルフルーツのアロマも。750㎖¥2,000(希望小売価格)/清澄白河フジマル醸造所
 初夏は青い実山椒の季節。旬の時期を逃さず、ワインと楽しむなら……。
「実山椒は唐辛子ともこしょうとも違う独特の辛味と香りで、まさに日本ならではもの。和の食材と合わせてパスタにすると、爽やかな酸味のデラウェアの日本ワインとよく合います。カリカリのじゃこや香りのいいみょうがのほか、枝豆の食感もアクセントに。さっぱりした和の香りのパスタで、日本ワインを気軽に楽しんでください」
【レシピ】実山椒とじゃこ、枝豆のパスタ
日本ワインにあうおつまみレシピ_3

【材料[2人分]
好みのパスタ(リングイネ、スパゲッティなど) 160g
実山椒 大さじ1
枝豆(さやつき) 200g
みょうが  2個
にんにく 1/2かけ
ちりめんじゃこ 大さじ4
オリーブオイル 大さじ3
塩 適量

【作り方】
①実山椒は小枝を除き、塩を加えた熱湯に入れて30秒ほどゆでる。冷水にとって10分さらし、水気をきる。


②枝豆は塩ゆでし、さやから取り出す。みょうがは薄い小口切り、にんにくは芽を除いてつぶす。


③フライパンにオリーブオイル大さじ2とにんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったら①とちりめんじゃこを入れてカリッと炒める。

④たっぷりの熱湯に塩を加え、パスタを入れて好みのかたさにゆでる。

⑤ゆであがったパスタを③に加え、枝豆、みょうがを加えて和える。オリーブオイル大さじ1、パスタのゆで汁適量を加えて混ぜ、塩少々で味を調える。


【Point】

日本ワインにあうおつまみレシピ_ポイント

実山椒は実に少し軸が残っていてもOK。冷凍保存できるので、少しまとめてゆでておくと便利。

次回は6月1日(土)19時半更新予定。お楽しみに。
  • 平野由希子
  • 料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ、フランス農事功労章シュヴァリエを叙勲。ワインバー「8 huit.」オーナー。フレンチをベースにしたおしゃれな料理とワインのペアリングを学ぶ、少人数制の料理教室「cuisine et vin」を主宰。詳細はホームページで。(https://www.yukikohirano.com/) 新刊「ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖」(KADOKAWA)が発売に
撮影/邑口京一郎 スタイリスト/駒井京子 取材・文/海出正子 

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