「だとしたら、本当にもったいない」と水井さん。なぜなら、化粧水の選び方、使い方ひとつで、アラフォーの肌は大きく変わるからなのだそう。
「洗顔後の肌は、PHやキメが整っていないとても無防備な状態なんです。化粧水には、その状態をまず鎮静してリラックスさせる作用があります。そして、角層が化粧水のうるおいで満たされるとスイッチが入ったように肌そのものの機能も上がる。一瞬でキメも整い、柔らかさ、透明感もハリもよくなるんです。さらに、その後に使う美容液の効きが全然違ってくるんですよ」
では、どんな化粧水を選ぶべき?
「アラフォーは、どんどんどんどん乾いてくる世代。そんな年齢に合ったブランドやシリーズからまずは選ぶこと」さらに、最近は技術の進歩で美容液並みの機能を備えたものも豊富。
「自分の肌を見極め、悩みや状態、こうなりたいという目的に合わせて使うとより手応えを実感できると思います。とはいえ、ただ表面を湿らすのでは逆効果。たっぷりの量を角層の隅々まで入れ込むことが大切。うるおいで満ちた肌を、 手のひらでさわって離すと “サクサクッ”という音がします。それを目安に入れ込んでください」