ゲラン
アベイユ ロイヤル バンデージ マスク
ハタチくらいから、髪の長さを肩よりも上にしたことは一度もなく、多少の長さの変動はあれど、"結べる長さの髪派閥"をかたくなに貫いてきた私。だって、ある程度の長さのある髪って、ホントに便利じゃないですか? 朝、スタイリングの時間がない時や、スタイリングに失敗した時は結んでしまえばいい。そして、朝、スタイリングがうまくいき、ダウンスタイルで髪をサラサラさせながらご機嫌で出かけてみたものの、その後そのスタイルがくずれても即座に結んでしまえばいい。
さらに言えば、これは特にここ数年で実感することですが、夕方あたり、疲れで顔がダラーンとしてきたら、耳の後ろあたりのテンションを若干強めにして結んでしまえば、アラ不思議! 顔がいい感じに上向きに修整されちゃうYO!
そう、ヘアゴムさえあれば、どんな状況でも、そこまでみっともないヘアスタイル及びお顔を世間様にさらさずにすむというこの安心感こそ、"結べる長さの髪"の真骨頂。なので、朝から髪を結んできた日はともかく、たまさか髪を下ろして出かけた日の早い段階で、ヘアゴムを忘れてきたことに気づいた時の失望感といったら……。特に忙しかったこのGW前の1カ月間、夕方になると決まって髪を結んで、ダレた顔を"プチ整形"していた身としては、いつも右手首に巻きつけてあるはずのゴムの不在に気づいた瞬間に恐怖感すら感じるありさまでした。
さて、そんなGW直前のある日のこと。その日もヘアゴムを忘れたせいで"プチ整形"不可能なままダウンヘアでフラフラと帰途に着き、家の近所のスーパーに立ち寄ったところ、偶然遭遇した、ご近所さんである飲み仲間の後輩女子が、私の顔をじっと見て言いました。「今日は下ろしてても、全然落ちてないですよ! こないだと全然違う! まさかなんか打ったの?」と。実はその2 日前にも彼女と飲んだのですが(!)、その時に私が上記の「髪を結んで顔をリフトアップ」の話を実演つきで語り、それを見てなるほど! と納得していた彼女。なのにその日は「本当に全然違う!」とあまりに言うので考えてみたところ、朝、メイクの前に使ったこちらのマスクに思いが及んで。顔にすき間なくびっちり貼りついて、キュウキュウとなかなかの力で締めつけるため、15分たってはずした時のキュッと上がった"小顔感"は自分でもちょっと驚くほどでしたが、それが夕方越えても持続していたとは……。さらに驚くことには、翌日も髪を下ろしていたのに、夕方すぎに別の人から"顔小さいですね"と言われたんですよ!!
ということで、定期的にこちらのマスクで顔を引き締めれば、ヘアゴム忘れももう、恐るるに足らず、です。あ、後はくずれないヘアスタイリングの研究が必須となりますね。精進します!
ビューティエディター ハラチノ
キレイを育むうぬ惚れの一番の糧は断然、人からのアプローズ=ほめ言葉。マリソルのビューティエディターハラチノが、そんな言葉を採取解説!