涼しさはもちろん、アイロンいらずのシワ感や丈夫さも魅力のリネン。でもどんなに暑くともそこそこのきちんと感が求められるアラフォー世代には、時にラフすぎて使いにくいことも。柔らかさや高級感など、異なる素材の力を借りたハイブリッドなリネンこそが、大人の夏には必要です。
☆What's 「進化系リネン」?
コットン、レーヨン、ポリエステルなど、異なる繊維をブレンドすることで、リネンだけでは得られない〝心地よさ〞や〝動きやすさ〞を実現。年々その素材感もアイテムのバリエーションも進化し、今やその人気ぶりはリネン以上に!
【トップス】
水に、つまりは洗濯に強いリネンは、その丈夫さゆえに着心地がややゴワつくことも。動きやすさ重視のトップスでは、混率は50%程度にとどめたソフトなものを。
きれい色に挑戦しやすいのもリラックス素材ならでは
リネンとコットンを同率にすることで、シャリ感と柔らかさがちょうどいいバランスに。ちなみにコットンは染色しやすく、発色がいいという利点も。こんな美しいピンクを気負わず着ることができるのも、天然素材同士のナチュラルさがあってこそ。
(右)レーヨンに少しのリネンをブレンドした優しい着心地。おなかのカマーベルトは取りはずし可。
(左)しなやかな落ち感はビ スコースのおかげ。
【ワンピース】
面積の広いワンピはリネンよりシワになりにくい"リネン風"が頼れる存在。艶や光沢をうまく取り入れ、街にも似合う一枚に。
ほんのりとした艶も品がいい大人のための“リネン見え”
さらっとした肌ざわりが心地いいワンピースは、今年らしいさっくりとした風合いをもち つつ実はリネン0%。シルクにも似た光沢のあるアセテートという化繊を含むことで、ほどよく艶が出てエレガントなムード。ターバンやかごバッグなどエスニックな雰囲気で着こなしても、どこか都会的なたたずまいに。
(右)ストレッチ性があり、タイトな肩まわりや胸もとも楽ちん。ぬるま湯なら手 洗いできるのもポイント。
(左)リネン×レーヨン。まじめになりがちなネイビーにほどよい抜け感と女らしさが。
(左)ワンピース¥29,000/インターリブ(サクラ)
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