Q.マダム感が出てしまうのが悩み。でも若作りはしたくない
A.紺地のドット柄でモダンにしてみては?
「古典的な柄を着るとどうしても老けて見える、という人は、どこかモダンな雰囲気があるドットや幾何学を選んでみては? 色味を紺や白にすれば、ポップすぎず大人でもおしゃれに着こなせるはず」
夕闇にぽっと蛍の灯が浮かび上がったようなドット状の絞り染めが素敵。沖縄のミンサー織りの帯で涼やかに着こなしつつ、グリーンの帯締めやかごバッグでさらにモダンなムードを添えて。
Q.バッグや小物に悩みます!
A.洋服に合わせているものの流用で大丈夫
「わざわざ〝着物用〟のアイテムを合わせると逆に老けて見えることも。パーティー用のクラッチやかごなどを流用してみて。余談ですが『フォックス』の傘は洋服にも着物にも合うので、一本あると便利ですよ」
すっきりとした格子柄の小千谷縮に貝殻やビーズがふんだんにあしらわれたがま口型のクラッチバッグを合わせ、おしゃれなアクセントに。
Q.帯結びがどうしても上手くできません
A.大人の「兵児帯」なら簡単で華やか!
「兵児帯は子供や男性のもの、と思 われがちですが、実は女性にもおすすめ。一般的な帯よりも巻きやすく、結び方も簡単。ふわっとボリュームが出るので、後ろ姿も華やかです。ただし色はシックに大人っぽく」
明るすぎるイエローや赤を選ぶと途端に子供っぽくなるので、兵児帯を選ぶならぜひ落ち着いた色を。ちなみにこちらの兵児帯はしゃり感のある小千谷縮。夜目にも映える白地に紺のブドウ柄に、ボルドー色の兵児帯で今夜はワインバーへ……。そんな遊びも大人の楽しみ。