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韓国版「空から降る一億の星」でも快演!演技派ソ・イングクさんインタビュー

 ソ・イングクさんと初めてお会いしたのは、ちょうど「応答せよ1997」で注目された頃、東京での日本歌手デビュー記念イベントで。「ラブレイン」の制作に友人が関わっていたので、ブレイクが嬉しかった記憶があります。また、「王の顔」のDVD発売に合わせてもインタビューさせていただいたことがあるのですが、出演する作品ごとに異なる魅力を発揮、演技の幅の広さと、今回お話をうかがったドラマ「空から降る一億の星<韓国版>」でもOSTを披露するなど、歌手としての魅力もあわせ持つ役者として活躍中です。「空から降る一億の星<韓国版>」は、「ナイショの恋していいですか?」、「ああ私の幽霊さま」と同じ、大好きなユ・ジェウォン監督の作品、そしてチャーミングなチョン・ソミンさんが共演。イングクさんの最新作、必見です!!
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●キム・ムヨンは内面に波があるだけで外見からは風ひとつ吹かない、そんなキャラクター。感じるけど表現しない、というキャラクターだとおっしゃってましたが、今までで最も難しいチャレンジングな役だったのでは?

ーうーん、どんなキャラクターも難しいものですが、(今回はこれまでの役とは)違っていましたね。ですから“今までで最も難しい”という言い方もできますし、とても違っているので、表現の方法と「僕がどこまで感じることができるだろうか」ということも気になりました。だからこそ、いっそう面白かったです。とても不思議なキャラクターでした。

●ユ・ジェウォン監督とは「ナイショの恋していいですか!?」に始まり、「ああ、私の幽霊さま」そして「アビス」にもカメオで参加しましたよね。今作も素晴らしいチームワークの傑作でした。監督の魅力を一言で表すと?

ー……双子⁉(笑)。僕とものすごく相性がいいんです。性格的にもすごく気が合って、周りの方々からもよく「2人はまるで兄弟みたいだね」と言われます。とても気が合うので、楽しいです。プライベートでもよく会って遊んでますし。今、監督は新作ドラマの撮影中ですが、現場にも遊びに行ったりしています。

●初めてお仕事をしたときから相性がよかったんですか?

ーはい。「ナイショの恋していいですか!?」というドラマでお仕事をしたとき、最初は本当に気配りをたくさんしてくださる性格のいい演出家さんだなと思ったのですが、撮影を続けていくうちにすごく気が合うことがわかって、とても仲良くなりました。仕事以外でもよく会って、連絡を取り合いながら親しく過ごすようになって。そうした中で、また一緒にお仕事をすることになりました。ユ・ジェウォン監督が「一緒にやろうよ」と言ってくれたら、どんな作品でも「やりましょう!」とお答えできるような信頼関係ができました。(監督が演出する)作品についても、監督の演出力についても信じていて、さまざまな面において信頼しています。それに、なんといっても楽しいんです。一緒にお仕事をすると。

●名場面があまりにもたくさんある作品でした。イングクさんの選ぶベストオブベストシーン、名セリフは?

ーとてもたくさんあります。ムヨンが暮らす屋根部屋の屋上にある縁台に、ジンガンと2人で寝そべるシーンがとても記憶に残っています。それから、キム・ムヨンが他の人に対して初めて“教えてくれ”と言う場面。技術的なことではなく、人間がもつ感情といったものを知らないがゆえに、もともと持っていないわけではなくて、「俺がいま感じているものを言葉で表現できない。合っているのかそうでないのか、わからない。でも俺は感じている。それが何なのか教えてくれ」という意味が含まれたセリフがあるのですが、そのシーンもとても記憶に残っています。

●ジンガンを演じたチョン・ソミンさんの印象は?

ーすごくいい人です。ものすごく性格がよくて。なんというか、僕たちにはテレビで見るイメージってあるじゃないですか?そういうイメージでは、口数が少ないんじゃないかなと思っていたのですが、実際に会って撮影を通して親しくなってみたら、すごく茶目っ気があって。だから撮影現場はとても楽しかったです。彼女のおかげで、すごく楽しく撮影できました。

●クォン・スヒョンさんとは撮影以前から親しかったのでしょうか?

ーいいえ、このドラマをきっかけに出会いました(笑)。共演中に、ものすごく親しくなったんです。

●どんなところが気が合う理由ですか?

ーとにかく気が合います。(今はお酒をやめているのですが)当時はお酒をよく飲んでいたので、一緒に飲みに行って、仲良く過ごしていました。僕の家にもよく遊びに来たりして。

●東京コレクションに、友人デザイナーのランウェイにモデルとして来日したこともあるト・サンウさんとの共演はいかがでしたか?

ーすごくかわいいんです(笑)。めちゃくちゃおもしろいし。ドラマの中ではいわゆる悪役じゃないですか? でも――もちろんある程度は必要だとは思いますが――敵対する役柄だからといって仲良くしないようにしたり、距離を置いたりとか、僕はそういうタイプではありません。だから親しく過ごしていたのですが、すごくおもしろくて、撮影の合間に一緒にコンサートに行ったりもしました。

●歌手としてもファンを魅了するイングクさん。またコンサートでの来日を期待するファンも少なくありません。ライブの魅力とはどんなところにありますか?

ードラマの場合は、僕たちが数カ月間撮影をしたものを視聴者のみなさんにお見せしたあとで、みなさんが抱いた感情などについて「ああ、こんなふうに感じたんだな」と知ることができますよね。ライブではその日にすぐ、会場で一緒に気持ちを分かち合うので、そういった魅力がとても大きいです。

●国内外で最近お気に入りの曲やアーティストはいますか?

ー最近はわりと両極端な感じで音楽を聴いています。HIPHOPとクラシック。そのときの気分に応じて、イタリアの有名テノール歌手のアンドレア・ボチェッリの音楽を聴いたり、Dok2のHIPHOPを聴いたりして楽しんでいます。

●イングクさんの充電方法は?

ー食べること! 今日の撮影に備えて実は急きょダイエットをしましたが、終わったらおいしいものを食べようと思っています(笑)。僕の充電方法はとにかく“食べること”です。

●特に好きな食べ物は?

ー好物はすごく多いです。フライドチキンは基本だし、サムギョプサル、鴨肉料理、さしみ……ひとつには絞れません。どれもおいしいので。太りやすいから控えなきゃいけないのに、最近はパンにハマっちゃって。制限しながら、おいしく食べています。

●好きな香りはありますか?あるとしたらどんな香り?

ーバニラの香りが好きです。以前、メイクさんがバニラの香りのボディローションをおすすめしてくれたんです。すごく気に入って全身に塗りたくっていたんですが、(みなさんがお使いになる際は)気を付けていただかないといけないことがあります。夏は虫がたかってくるんですよ! 本当に(笑)。みんなあんまり信じてくれないんですが、屋外で撮影をしていると、ハチとか羽虫が体中にくっつくんです。香りが強すぎるせいなのか何なのか、理由はわかりませんが……。だから適切な量を、ほのかに。何事もやりすぎはよくありません!

●(カメラマン)バニラの香りは虫が寄ってきますよね。

ーですよね⁉ 信じてくれない人が多いんですよ! 本当にハチが寄ってくるんです。気を付けてください!

●次回作は決まってますか?

ー近いうちにいいお知らせをお伝えできるのではないかと思います。僕は所属事務所とよくミーティングをするほうなのですが、次回作についていろいろ検討しています。どんな作品であればみんなが満足できるか、いい作品について話し合っているところですので、もう少しだけお待ちいただければ、いいニュースをお届けできると思います。
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桂まり●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「専門外ではありますが、泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します」

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