初日は風が強い曇り空の天気。さっそく全身砂に埋まりました。砂はひんやり冷たく、ずしりと重く感じます。寒い、重い、しんどい・・・そして強風に舞い上がる砂にひたすら耐えること2時間。「こんな強い風は合宿史上初めて」とも言われ、えらいところに来てしまった・・・と初日から洗礼を受けた思いでした(笑)。
不思議なのは、砂に入っていると、「ちくちく」という虫に刺されたようなかゆみが起こること。これは多くの参加者が体験する症状のようです。また砂の重みを感じ、心臓が体中にある様なドクドク感も。でも辛くはありません。体の毒素が出されているイメージで、一つ一つの反応を喜んで感じられました。余談ですが、砂浴の間は排泄作用(小)も進み、仮設のトイレで毎回すっきりという経験も(笑)。
夜は2日間、橋本先生による操体法や内臓調整法など、自分でできるメンテナンス講座があります。また参加者の人たちと体験を発表し合い、砂浴の面白さ、奥深さをシェアすることができました。とても学びの多い時間でした。
砂の感触、風や波の音、大自然を感じ、自分の体と向き合った濃密な3日間。とても貴重な体験となりました。その作用は個人差がありますが、肩こり、腰痛をはじめ、子宮系の疾患、アトピー性皮膚炎などの改善に大きな効果があるのだそう。帰宅して数日がたちましたが、体が軽い!眠りが深くなりすっきり目覚めることができ、また、お通じが快調なのです。デトックス効果抜群です!
以上、充実した3日間の体験記でした。少しでもこの感動をシェアさせていただけたら幸いです。遠州灘の雄大な自然に抱かれて、からだも心もデトックスできる砂浴、みなさまも体験してみませんか?