YOON 2016年のKCONの時に、幕張の大きいステージで僕たちだけでいつかライブしたいと思っていたので、公演の最初から感動してしまって、興奮しすぎちゃった感じでした(笑)。それでMINOくんが涙を、、、泣いちゃったんです。
MINO 僕は泣いちゃいました(笑)。久しぶりにファンの皆さんのまえで、大きいステージで一緒にいい思い出のある曲、「GO UP」を歌って、感動をもらって泣きました。そしてDVD収録中だったから、、、。
YOON 演技(笑)?
MINO 演技じゃないですけど(笑)。
●今回のツアーはバンドセットで2時間半、4人がずっと一緒のステージでしたね。
HOONY まえのツアーの時から次はバンドでやりたいねと話していて、バンドさんとリハーサルでいろんな練習をして作り上げたのが重要なところだと思っています。バンドさんとアレンジしたところも面白いポイントなので注目してください。
JINU ソロ曲がないんです。
YOON 四人のステージで全曲歌いたいなと思って、パフォーマンスもそうですけど音楽にもっと集中したツアーじゃないかなと思います。今までの僕らのライブの中で音楽的にもパフォーマンス的にもいちばんのテンションを見せたかったんです。
●ライブでは自信や余裕が感じられました。MCでも成長した姿を見せられたと言ってましたが、改めて感じたメンバーの魅力はありましたか?
YOON パフォーマンスの部分では以前はポイント的、全体の画、ファンのみなさんとのやりとりに焦点を当てていたんですが、今は、もっと細かいところ、動線だったり音楽に入れたソースだったり色々気をつけて準備しています。心構えが成長したと思っています。
MINO 今回のツアーが今まででいちばんパフォーマンスが多くて本当に死にそう(笑)、でも成長したなと思います。
YOON メンバーの魅力は、体力的にはきつかったんですが、一生懸命良く見せようとする姿がかっこよかったです。
●見逃さないでほしい注目ポイントは?意気込みは?
HOONY 僕やJINUさんは、もうすぐ兵役に行くかもしれないので、いつもこれが最後のステージだと思って一生懸命準備して来ました。だから毎回感謝の気持ちもあるし、ファンの皆さんへの気持ちが大きいと思います。バンドさんと一緒にやるから予想できなかった状況とかアドリブとかMCとか面白いことがたくさんできて、フリーな感じがもっと魅力だと思います。
YOON バンドの皆さんとアレンジしたことで、今まで元々の僕らの曲では感じなかったことがあったり。そこもポイントです。歌手として生きていくなかで、ステージはありがたい、僕にとって自分が歌手だったんだなあと実感できる場所。辛かったりしたことも一度のステージで無くなるんです。そんな気持ちをファンの皆さんに伝えたいけど、伝わっているのかなと思うことがあります。1日の終わりにシャワーを浴びたように、全てさっぱり流されるような感じなんです。
HOONY 「GO UP」は久しぶりだったから、歌詞のミスがあったらダメって思って(笑)「GO UP」を歌ったことで胸がいっぱいになりました。
YOON 「GO UP」は練習生の時はデビュー、デビュー、って気持ちをのせて作曲した曲だけど今は歌手として活動できていて、幕張メッセという大きいステージでライブができる。今はまた少し違って、成功のことではなくて、名前がWINNER だからお客さんがWINNERになれるような音楽をやりたいっていうその感情がステージを作る本当の意味じゃないかなと。幕張で言った「100パーセントみなさんのために歌いました」というのはそういう意味だったんです。
MINO 幕張での「GO UP」について考えてみたんですが、多様な色が混ざり合って黒になったというより白い感じだったんです。いろんな記憶、喜びなど深い曲だからファンの皆さんが好きなんだろうと思って。「REALLY REALLY 」の後に、アンコールで歌ったんですがその時から不思議な気持ちになって、ファンの方々が歌っている姿に感動して涙してしまいました。
●約10ヶ月ぶりとなるミニアルバム『WE』のタイトルに込めた意味ついて教えてください。
YOOIN 今まで僕たちがここまで来られたのは僕たちだったから可能だった、そうでなければできなかった。音楽を聴いてくれるファンの方たちもいなかったらできなかったから、チーム、スタッフ、僕たちという思いを込めて”WE “とつけました。
●聴きどころは?
YOON アルバム全体的なメッセージというより、今まで僕たちが見せることのなかった姿を見せることに集中したアルバムです。いろんなスタイル、ジャンルの曲がたくさん入っていて、それがすごくポイントだと思います。5曲全部違うアルバムだからMOLAもBOOMもZOOも今までWINNERの曲にはなかったです。ウィークリーチャート1位は、本当に今まで努力したことに恩返しをもらった瞬間だと思って、そのあとすぐライブがあったので感謝の気持ちをファンの皆さんに伝えられたのも感動的でした。
●レコーディングで苦労したことは?
HOONY はじめてのアルバムは、日本語のレコーディングについて聞かれると、歌いやすいよって話していましたけど、今回はとても難しくなりました。発音とか単語とか。通訳さんが歌詞を簡単にアレンジしてくれていたけど今はどんどん難しくなって、ラッパーたちは無理かなあと(笑)。いままででいちばん難しかったです。
MINO ライブやレコーディングのときに、難しいと思ったことがあまりなかったんですけど難しかったです。
YOON 多分、僕の視線では、ラッパーたちの作詞の実力が成長したから、やっぱり使う日本語も難しくなったんだと思う。
●アルバムの推し曲は?
MINO 僕はZOOです。僕が作った曲で、ステージの上で僕たち自身も楽しくて面白い曲です。パフォーマンスは難しいので振り付けを覚えるのに時間がかかりました。面白い表現がたくさんあるんです、比喩だったり恋について、愛について共感を得られる、男性の寂しさ、片思いについて歌っています。
HOONY 僕はMOLAという曲なんですが、僕たちのタイトル曲はいつも明るい曲、恋とか青春とかの曲でしたが、この曲はセクシーなところもあって、今までのWINNERが見せなかった姿を見せられました。ひとりずつダンサーさん達との絡みが違って、雰囲気が違うのでひとりひとりの魅力がもっと伝わると思います。
JINU 僕はBOOMという曲 なんですけど、BOOMは振り付けが難しいです。ライブする時、ちょっと無理が、、、(笑)。この曲が特にそうです。
YOON 僕は全曲いいと思います。タイトル曲はWINNERというグループを考えた時に浮かぶような夏っぽい明るい曲。だけど歌詞は寂しい歌詞をのせている。そのギャップがいいと思います。ZOOは面白い、楽しくパフォーマンスができる曲。MOLAは今までダークな感じの曲はあまりなかったので、ダークなステージができる、今まで見ることのできなかった姿をお見せできる。BOOMは振り付けが難しいんです。踊る時本当に心を全部ブームする曲だと思うので、全曲がいいと思います。
●MVの魅力は?
HOONY 有名な方々が皆誕生する撮影所で撮ったんですが、僕たちのひとりずつの歌詞の内容通り、アイデアがいちばんたくさん入っている作品です。MINOくんのカニとかWINNERらしいひとりずつの個性が出ていて。映画館の場面はYOONくんのパートだったんですが僕たちが目立ちたくて、YOONくんがあんまり映ってないんです(笑)。楽しく、監督さんと相談しながら撮影しました。
MINO JINUさんのVRのシーンがいちばん好きな場面です(笑)。
●チームワーク、仲の良さの秘訣は?
MINO 1週間に1回喧嘩すること!冗談です(笑)。
YOON 感謝の気持ち、6年くらいいろんな思い出やいろんな瞬間があったけど、メンバー達にありがたい心がある、それがいちばん重要な秘訣だと思います。
HOONY 僕は僕以外のメンバー達を自慢するんです。僕たちのステージはいつでも自信があります。目だけ見ても何を考えているのかわかるし。今は全然わからないけど、ステージの上では(笑)。だからずっと仲がいいんだと思います。
●最近ハマっているのは?
YOON 腕時計です。写真も趣味で撮りますけど。今は時計を見ているのが趣味です。もともと好きだったんですけど最近は時計の勉強も始めました。機械的な部分にハマっちゃって、機械式時計は腕にはめていないと動かないんですよ、時計を見ながら自分たちの姿と一緒だなと思って。ファンの方々やメンバーがいなかったら前に進めない、僕が存在しないそこが似ているなーと。
HOONY、MINO、JINU おお〜。
YOON 本心を話したんですが恥ずかしいですね(笑)。
JINU テレビを見ながらひとりでお酒を飲むことです。ストレスが発散されます(笑)。
HOONY テニスにハマっています。2回習いました。運動する意味もあるんですが、早くコートに出てやってみたいです。
MINO 宇宙の真理です。レベルが合わないので、メンバーとはあまり話しません(笑)。
●WINNERの未来像は?
YOON 僕たち、どうしてこんなに一生懸命できるのかというところは誇りに思いますし、拍手を送ってあげたい。どこまで行けるかわかりませんが僕たちなりに頑張っていきたいです。
HOONY 長く活動する先輩方がたくさんいるので、僕たちも長く音楽を続けたいです。ライブでも言ったんですけど、ひとりだと早く行けるけど、一緒に行けば遠くまで行けるんですよね!
●ファンにメッセージをお願いします。
HOONY 6番目のツアーだからいろいろ、僕たち辛いことや幸せなことがありました。今が音楽人生の中の初めてのコンサートだと思うように、みなさんと一緒に活動していきたいので、60歳とか70歳とかになっても家族になって”一生一緒だよ”!(MINOさんのセリフ笑)
MINO 一生一緒(笑)。