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シードルの爽やかな酸味がすっぱいジャガイモ炒めに絶妙マッチ【平野由希子のおつまみレシピ #62】

8月はシードルに合うおつまみレシピを3回に分けてご紹介。3回目はじゃがいものシャキシャキ炒め
【今月のお酒】シードル
シードル

(右)エリック・ボルドレ シードル・ブリュット

(左)ラ・シードルリー・デュ・ゴルフ プティ キュヴェ

(右)パリの三ツ星レストランでソムリエをしていたエリック・ボルドレが、ノルマンディにある実家のりんご農園を継ぎ、シードル造りを開始し、ビオディナミを導入。これはシャンパーニュのようなドライでミネラル感のある伝統的なシードル。琥珀色でしっかりとしたアロマ、イキイキとしたさわやかな酸味。750㎖¥2,500(希望小売価格)/テラヴェール  

 (左)ブルターニュのアラドン村でビオロジック のりんごから造られているシードル・ナチュール。元広告カメラマンと生物学の先生というユニークな経歴の2人が運営。これは特産の青りんご品種のギルヴィック100%。イエローゴールドの色調に柔らかなムース、フレッシュで柔和な口あたり。750㎖¥2,200(希望小売価格)/ディオニー
「シードルはフライドポテトなど、じゃがいもの料理とも合わせやすいですね。今回は千切りにしたじゃがいもをピーマンと合わせて、歯ざわりよくさっと炒めたもの。黒酢の風味をきかせるのがポイントです。これによって、爽やかな酸味を持つシードルとの相性がよくなります。青いピーマンの香りも生かしたいので、じゃがいももピーマンも炒めすぎないのがコツ。シャキッとした感じを残すように仕上げてください」

【レシピ】じゃがいものシャキシャキ炒め
シードルに合うおつまみ_3

【材料(2人分)
じゃがいも 2個
ピーマン 1/2個
塩・こしょう 各適量
黒酢 大さじ1
サラダ油 大さじ1


【作り方】

1.じゃがいもはスライサー(または包丁)で千切りにし、水にさらして水気をしっかりきる。ピーマンも千切りにする。

2.フライパンにサラダ油を熱し、①を入れて塩をふり、じゃがいもが少し透き通ってくるまで強火で炒める。塩、こしょうをふり、黒酢を加えて混ぜ、さっと仕上げる。

【Point】

シードルに合うおつまみ3_ポイント

じゃがいもは水につけてデンプンを落とすと、炒めたときにくっつかなくなる。水の底に白い粉が落ちればOK。


次回は9月21日(土)19時半更新予定。お楽しみに。
  • 平野由希子
  • 料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ、フランス農事功労章シュヴァリエを叙勲。ワインバー「8 huit.」オーナー。フレンチをベースにしたおしゃれな料理とワインのペアリングを学ぶ、少人数制の料理教室「cuisine et vin」を主宰。詳細はホームページで。(https://www.yukikohirano.com/) 近著に「ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖」(KADOKAWA)。
撮影/邑口京一郎 スタイリスト/駒井京子 取材・文/海出正子 

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